ATM利用は日本にはない
「現地手数料」に注意

 次に、現地ATMで米ドル現金を引き出してみることに。現地通貨の引き出しの際には、1.76%(税込み)の海外ATM手数料がかかることは事前にチェック済みであった。日本の銀行や空港の両替所よりコストが安いので、利用価値大と思っていたのだが…。

 100ドルの現金を引き出すと、お知らせメールの決済額は105.01ドル。海外ATM手数料は1.76ドルなので、「3.25ドル多い」。ソニー銀行のサイトで調べてみると、3.25ドルは「現地ATM手数料」であることがわかった。

 海外ではATM設置場所のオーナーが取る定額の手数料があり、金額は個別に異なるらしい。日本にはない手数料だ。この手数料を考慮すると、現金100ドル対しコストは5.01%かかったことになる。

 日本で円から米ドルに両替した場合の手数料は1ドル3円なので、為替水準にもよるが、100ドル分なら日本での両替のほうがコスト安となる。だだし、金額で見ると現地ATM手数料は、目くじらを立てるほど高いわけではない。

 出発前に銀行などで2~3万円相当の外貨キャッシュを両替しておき、現地で使ってみて「もう少し現金が必要かな」となったときに、残りの滞在日数から考えた必要な分だけATMで引き出すのがおトクな両替方法だ。「外貨の現金をたくさん使う」ことを避けることが肝心なのである。

 注意したいのは、レストランのチップの扱い。食事代は支払い後すぐにお知らせメールがきたのだが、記載の利用金額をレシートのそれと突き合わせなかったので、その時にはチップが含まれていないことに気がつかなかった。

 帰国後、数日経って「6ドル」の利用メールがきたときには、カードを落としたのかとひやりとしたが、手元に残したレシートを確認して6ドルは「チップ」であることが判明した。国にもよるが、アメリカの飲食店では食事代とチップは別々の処理になるそうだ。これは事前に知っておきたい情報だ。レシートは、あとで突き合わせができるようにしばらく保管しておくことをお勧めする。

 その他にも商慣習やシステムの違いで日本での利用と異なる点があるので、海外で利用するならソニー銀行のサイトの「SBWのよくある質問」とサイト上にあるソニー銀行社員による「ブログ」の利用術に目を通しておくといい。

 せっかくの円高なのに、年内は海外旅行に行く予定がない。残念。来年は、イタリアに行きたいと考えているので、今のユーロ安のうちにソニー銀行のユーロ預金にお金を預けておくことにした。外貨預金から直接決済できるので、「円高のうちに先の旅行に準備する」ことができるのも、ソニーバンクウォレットのいいところだ。