第7回
ポイントは3つの「多様化」の推進ビジネスとしての農業成功の秘訣
三輪泰史
TPPの議論では相変わらず農業は「弱い産業」というレッテルを貼られているが、農業生産者の多様化、栽培手法の多様化、マーケットの多様化という…
2013.3.6
日本の農産物は、世界最高水準の美味しさ・安全性を誇る。一方で、日本農業は低迷が続く斜陽産業とも言われる。つまり、日本農業は大きなポテンシャルがありながらも、それを十分に活かせていない状況に置かれていると言えよう。日本農業の復活のためには、自立した「儲かる農業モデル」の構築が求められる。成功のポイントは、アジア等の成長マーケットを視野に入れたグローバルなビジネスモデルと、それを実現するための先進的な農業技術・ノウハウの2つだ。本連載では、農業ビジネスに携わるシンクタンク研究員である筆者が、世界で経験した具体例を交え、いかにして「儲かる農業モデル」を作り上げていくかを解説する。
第7回
三輪泰史
TPPの議論では相変わらず農業は「弱い産業」というレッテルを貼られているが、農業生産者の多様化、栽培手法の多様化、マーケットの多様化という…
2013.3.6
第6回
三輪泰史
農業ITが注目されている。大手システム会社も参入し始めており、「出たとこ勝負」であった今までの農業のあり方を変えようとしている。農業ITは…
2013.2.20
第5回
三輪泰史
狭い土地で効率的に農業生産できる植物工場が世界で注目されている。高度な農業技術が結集する日本の植物工場は、食の安全性を求める中国、水が不足…
2013.2.6
第4回
三輪泰史
新興国では日本の優れた農業技術・ノウハウを活用して現地生産された「日本式農産物」も高い付加価値を持つ。日本「産」農産物と日本「式」農産物を…
2013.1.23
第3回
三輪泰史
日本の農産物は海外で高く評価されているものの、輸出による日本農業再生効果は限定的だ。輸出はあくまでも「突破口」と割り切り、その後いかにジャ…
2013.1.9
第2回
三輪泰史
農業の法人化は様々な経歴を持つプロフェッショナルが、日本の農業に参画するきっかけとなる。このことが農業を「儲かるビジネス」へと変化させる起…
2012.12.26
第1回
三輪泰史
商品力に富んだ日本農業がなぜ苦境に陥っているのか。一つの大きな要因は「農業がビジネス化されていない」ことにある。儲からない産業にはヒトもモ…
2012.12.12