日本の半導体企業の苦境が続いている。エルピーダメモリの会社更生法申請につづき、ルネサスエレクトロニクスは1万人超の人員削減を発表した。その凋落の原因については、学会やジャーナリストなど各方面から分析がなされているが、今回は、40年にわたり半導体研究・開発に携わってきた、産業サイドの第一人者とも言える菊地正典氏に話を聞いた。