1つ目が、各AIサービスが定めている年齢制限を守り、親と一緒に始めること。18歳未満の場合は保護者の同意が必要なものもあります。学校によってはAIの利用にルールを定めているところもあるので、必ず確認しましょう。
2つ目が、個人情報は絶対に入力しないこと。自分の名前や学校名、電話番号などの基本的なことはもちろん、友達の秘密などもうっかり入力しないよう、事前に子どもと確認しましょう。
3つ目が、AIの言うことを100%鵜呑みにしないことです。AIは、前述のように「もっともらしいうそ」をつくことがあります。AIの回答が本当に正しいかどうか、最終的に教科書やテキスト、信頼できる本で確認(ファクトチェック)するクセをつけましょう。
ネット検索との違いを意識して
AIを最大限に活用しよう
それでは、具体的に「AIを使った勉強のやり方」を解説していきます。
まず、ネット検索とAIとの違いを明確にしておきます。ネット検索は、辞書のように「答えを探す」ためのもの。わからないことを検索すれば一瞬で情報が出てきます。
AIもネット検索と同じような使い方はできますが、学習においては「壁打ちの相手」「自分専用の家庭教師」と位置付けることが重要です。お子さんにこのことを意識づけしておけば、AIのメリットを最大限生かすことができます。
「この問題の答えを教えて」ではなく「この問題の解き方のヒントを出して」と問いかける。「この文章を要約して」ではなく「私が書いた要約文を読んで、改善点をアドバイスして」と頼む。親子で対話の練習をして、AIとの付き合い方に慣れていきましょう。
理科の勉強を例に取って、シミュレーションしてみましょう。
中学の理科では、覚えなければいけない用語がたくさん出てきます。正しい用語の理解が抜け落ちていると、記述問題など自分の言葉で説明する問題にうまく対応できません。
そこでAIを「質問してくれる先生」にして、自分の言葉で説明できるように導いてもらいます。
