【プロンプト例】

あなたは中学校の理科の先生です。
私が「用語」を覚えるだけでなく、理解できるように手伝ってください。

#手順

1 私が「教科書やノートの写真」を送ります。
2 その写真に載っているものは何か、どんな目的で使用するか質問してください。
3 私の説明が合っていたら、次の問題へ進んでください。

#ルール

一度にたくさん質問せず、必ず「1つずつ」やり取りします。
私が間違えたり「わからない」と言ったら、すぐ答えを教えずに「ヒント」を出して正解へと導いてください。

 この後、覚えたいものの写真をアップすれば、AIから質問が届いて会話がスタートします。お子さんと一緒に工夫しながら、いろいろな手順やルールを考えてみましょう。 

授業で聞くのは恥ずかしくても
AIなら心配無用

清水氏の最新刊『中学生からの勉強のやり方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)では、著者自身の中学生時代の経験や塾講師としての体験から、中学生向けに「勉強が楽しくなる」方法を紹介。

 AIとの対話では、学校の授業と違って「こんな基本的なことを聞いたら恥ずかしいかな……」「先生や友達はどう思うかな」というような遠慮がいらないのもメリット。AIはどんなことでも嫌な顔をせずに、あの手この手で返答してくれます。

 ただし、みんなの前で意見を言ったり質問したりすることも、お子さんの成長にとって大切なことです。AIはあくまでも学習方法の一つとして活用するよう、日頃から話をしておくとよいでしょう。

 繰り返しになりますが、AIはこれからますます私たちにとって身近で、必要不可な存在になっていくことは間違いありません。だからこそ、AIと上手に付き合える人になるための準備が必要です。

 これは子どもに限りません。大人であってもうかつな頼り方をしてしまい、AIの言うことを鵜呑みにして大恥をかいたり、トラブルに巻き込まれたりすることがあります。

 大切なのは、自らの「知識の貯金」を作るのを忘れないこと。それがあるからこそ、AIとの対話が生きてくるのです。

(構成/フリーライター 友清 哲)