的外れな「判定テスト(模試)」で出た偏差値を志望校選定の目安にすることは絶対に避けたいものです。申し込みをする前に、パンフレットやWebサイトなどをよく読んで、問題レベルを確認しておきましょう。
夏休みだからこそ取り組みたい
家庭でできるテスト対策とは?
特に4・5年生のご家庭はぜひ夏休みに、今回お話しした「塾テスト」での毎月の目標や、復習箇所の洗い出しをやっておきましょう。
「塾のテスト」では、組分けテストの成績アップを目標に、週テスト・月例テストに取り組むというお話をしました。では「組分けテストの成績が振るわない場合はどうしたらいいのか」。
やはり辿り着くのは2ページの図でも表したように「考える学習」ができているかです。ただ覚えるだけの暗記学習は、すぐに忘れてしまいますし、応用することもできません。
繰り返しやれば覚えられるのでは? と思う親御さんもいらっしゃいますが、そうならないのが小学生の頭脳です。「そうか、わかった!」という一種の快感を伴った理解が記憶を助けます。
短期記憶を長期記憶につなげていくために必要なものは納得感。「そうか、わかった!」といった“腑に落ちる”身体感覚を大切にして学習してください。
親御さんは、塾テストの振り返りをお子さんと一緒に取り組むとき、お子さん自身が「どこで間違ったのか」「なぜできなかったのか」を考えられるように導いてあげる必要がありますが、例えば速さの問題が解けなかった場合、「その問題自体が解けなかった理由」ではなく、「速さの単元そのものを理解しているか」、「速さを出すための時間計算を理解しているか」という確認も必要になってきます。
しかし親御さんに「この単元はきちんと理解できている」「この部分でつまずいている」といった発見はできても、発見した部分を“腑に落ちる”まで指導できるとは限りません。
