真壁昭夫
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真壁昭夫

多摩大学特別招聘教授

1953年神奈川県生まれ。一橋大学商学部卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学経営学部大学院卒業後、メリル・リンチ社ニューヨーク本社出向。みずほ総研主席研究員、信州大学経済学部教授、法政大学大学院教授などを経て、2022年4月から現職。著書は「下流にならない生き方」「行動ファイナンスの実践」「はじめての金融工学」など多数。

第304回
中国の防空識別圏設定にアジア覇権を保てるか?手腕が未知数のケネディ氏を送り込んだ米国の危機感
真壁昭夫
不当な防空識別圏設定で、アジアにおける覇権を虎視眈々と狙う中国。親日派とはいえ、外交手腕が未知数のキャロライン・ケネディ氏を新たな駐日大使として送り込んできたことにも、米国の焦りが見える。米中の狭間で、日本はどう動くべきか。
中国の防空識別圏設定にアジア覇権を保てるか?手腕が未知数のケネディ氏を送り込んだ米国の危機感
第303回
あれだけの大金がどうしたら消えてなくなるのか?「長野横領事件」に学ぶ厚生年金基金の杜撰と課題
真壁昭夫
巨額の横領容疑で、長野県建設業厚生年金基金の元事務長が逮捕された。投資による損失も含めると、消えた金は途方もない額に上りそうだ。それだけの大金がどうしたら消えてなくなるのか。全国の厚生年金基金に共通する杜撰な実態を考える。
あれだけの大金がどうしたら消えてなくなるのか?「長野横領事件」に学ぶ厚生年金基金の杜撰と課題
第302回
「反日」で暴走する韓国と大人の関係を築けるか?不思議な国の不思議な大統領・朴槿恵との付き合い方
真壁昭夫
韓国の朴槿恵大統領は、反日の姿勢を貫いている。その言動は日に日にエスカレートしており、日本人は辟易としている。その背景には、いったいどんな思惑があるのか。日本が不思議の国・韓国と「大人の関係」を築くための方策を考える。
「反日」で暴走する韓国と大人の関係を築けるか?不思議な国の不思議な大統領・朴槿恵との付き合い方
第301回
楽天マー君とハンカチ王子の人生逆転はなぜ起きたか ビジネスのライバル間にも潜む“盛者必衰の理”とは
真壁昭夫
日本シリーズで楽天のエースである田中将大選手が大活躍した反面、かつてのライバルだった斎藤佑樹選手は不調に悩んでいる。甲子園の死闘後になぜ両雄は人生が逆転したのか。ビジネスのライバル間にも見られる「盛者必衰の理」を考える。
楽天マー君とハンカチ王子の人生逆転はなぜ起きたか ビジネスのライバル間にも潜む“盛者必衰の理”とは
第300回
世に言う政治的野心か、純然たる憂国の情か?幕を開けた「小泉“脱原発”劇場」の効用を考える
真壁昭夫
最近、小泉元首相が“脱原発”を訴えて活発に活動を行っている。それに対して批判の声もあるが、氏の言動には、今後の日本のエネルギー政策を考える上で示唆に富む部分もある。この機に、改めて原発のメリットとデメリットを考えたい。
世に言う政治的野心か、純然たる憂国の情か?幕を開けた「小泉“脱原発”劇場」の効用を考える
第299回
好調「4Kテレビ」は日の丸家電の救世主となるか?闇の中に差し込んだ一筋の光、その期待の信憑性
真壁昭夫
地デジへの移行後、薄型テレビの苦戦が続いていたが、ここへ来て先行きに光明が見え始めたようだ。8月の薄型テレビの販売金額が、2年1ヵ月ぶりに前年同月を上回った。牽引役となった「4Kテレビ」は、家電市場の救世主となるだろうか。
好調「4Kテレビ」は日の丸家電の救世主となるか?闇の中に差し込んだ一筋の光、その期待の信憑性
第298回
オバマ退潮の間隙を縫って台頭する中韓の真の狙い 米デフォルト騒動、APECが予言するアジアの変貌
真壁昭夫
すでのところで回避された米国のデフォルト騒動、オバマ大統領のAPEC欠席など、ここに来て世界における米国の指導力低下が著しい。米国の存在感の低下と中国・韓国の台頭によって、今後アジア情勢に大きな変化が起きる可能性は高い。
オバマ退潮の間隙を縫って台頭する中韓の真の狙い 米デフォルト騒動、APECが予言するアジアの変貌
第297回
窮地のオバマが放った希望の矢・イエレン氏の重責初の女性FRB議長は出口戦略の絵図を描けるか?
真壁昭夫
オバマ大統領がバーナンキFRB議長の後任として、現副議長のジャネット・イエレン氏を指名した。指導力が低下したオバマ大統領を支え、金融緩和策の出口を模索しなければならない彼女の責任は想像以上に重い。その手腕やいかに。
窮地のオバマが放った希望の矢・イエレン氏の重責初の女性FRB議長は出口戦略の絵図を描けるか?
第296回
日本の代名詞「決められない政治」が米国に伝染?消費増税に踏み切る安倍首相の決断力と山積みの課題
真壁昭夫
今や日本は、代名詞とも言うべき「決められない政治」から脱却し、それは代わりに米国へ伝染した観がある。来年4月からの消費税率引き上げを決定した安倍首相の決断力は、評価されてもいい。しかし、行く手には課題も山積している。
日本の代名詞「決められない政治」が米国に伝染?消費増税に踏み切る安倍首相の決断力と山積みの課題
第295回
半沢直樹はなぜ理不尽な銀行を飛び出さないのか?欧米人が首を傾げる日本人の帰属意識と仕事観の背景
真壁昭夫
大盛況のうちに終了したドラマ『半沢直樹』。放送終了後も、半沢ブームは終わることを知らない。しかし欧米人は、作品中の半沢の生き方に首を傾げる。理不尽な銀行を辞めない彼の生き方は、日本人の労働観を色濃く反映しているように思える。
半沢直樹はなぜ理不尽な銀行を飛び出さないのか?欧米人が首を傾げる日本人の帰属意識と仕事観の背景
第294回
新型iPhone発表で株価急落のアップルに抱く憂い 王者が敗者に滑落しかねないIT業界下剋上のうねり
真壁昭夫
9月上旬、新型iPhoneが発表されると同時に株価急落が起きたアップル。市場はすでに彼らを「王者」ではなく「普通の企業」と見なしているのか。こうした憂慮は、サムスンをはじめとするIT業界の主要プレーヤーにも当てはまりそうだ。
新型iPhone発表で株価急落のアップルに抱く憂い 王者が敗者に滑落しかねないIT業界下剋上のうねり
第293回
“連戦連敗ニッポン”の閉塞感を今こそ打ち破れるか?東京五輪を勝ち取った安倍首相の強運と試される才腕
真壁昭夫
2020年の夏季オリンピックの開催地が東京に決まった。熱心な誘致活動もさることながら、安倍首相の強運ぶりも誘致成功の原動力になったように思える。だが、オリンピックの誘致だけで日本経済の復活が盤石になるほど、甘いものではない。
“連戦連敗ニッポン”の閉塞感を今こそ打ち破れるか?東京五輪を勝ち取った安倍首相の強運と試される才腕
第292回
リーマンショックから5年、世界経済は蘇ったか?「超金融緩和」という劇薬の投与が終わるとき
真壁昭夫
悪夢のリーマンショックからちょうど5年が経つ。世界経済が奈落の底に沈むことは回避されたが、その後遺症は今なお続く。世界経済を支えた「超金融緩和」が終わろうとする今、各国は独自に回復への道のりを歩めるようになるのだろうか。
リーマンショックから5年、世界経済は蘇ったか?「超金融緩和」という劇薬の投与が終わるとき
第291回
興味深い「薄熙来裁判」に隠された恐ろしい意味 ミニ王朝の政治ショーが物語る最新中国事情雑感
真壁昭夫
先日、収賄・横領などの罪で起訴されていた薄熙来・元共産党幹部の裁判の様子が公開された。傍観者の日本人にはとても興味深いショーだが、習新政権が進めるこれらの「反腐敗運動」という政治ショーからは、揺れる中国の実態が見えて来る。
興味深い「薄熙来裁判」に隠された恐ろしい意味 ミニ王朝の政治ショーが物語る最新中国事情雑感
第290回
日本人の生活水準が高度経済成長前に逆戻り?円安で加速する貿易赤字拡大の近未来的リスク考
真壁昭夫
8月中旬に発表された貿易統計速報によると、7月の日本の貿易収支は13ヵ月連続で赤字となった。日本経済の構造変化に加え、昨今の円安がそれを加速させている。貿易赤字が拡大し、経常収支の黒字幅が減少すると、日本人の生活はどうなるのか。
日本人の生活水準が高度経済成長前に逆戻り?円安で加速する貿易赤字拡大の近未来的リスク考
第289回
毎年蒸し返される「靖国参拝問題」の本質的な考察 批判に隠れた中韓の思惑と日本が置かれた難しい環境
真壁昭夫
今年も8月15日の終戦記念日に、「一部の閣僚が靖国神社に参拝した」、あるいは「参拝しなかった」というニュースが流れた。靖国参拝に対する中国や韓国の反発には、単なる批判に止まらない思惑が垣間見える。日本のとるべき道を考えたい。
毎年蒸し返される「靖国参拝問題」の本質的な考察 批判に隠れた中韓の思惑と日本が置かれた難しい環境
第288回
『半沢直樹』のような行内抗争は本当にあるのか?元バンカーの筆者が感じるリアリティと銀行への警鐘
真壁昭夫
銀行での人間模様を赤裸々に描いたドラマ『半沢直樹』が大人気だ。誇張があるとはいえ、元バンカーの筆者もリアリティを感じる部分はある。このドラマで描かれている銀行の姿を反面教師にして、日本の金融機関が目指すべき姿を考えたい。
『半沢直樹』のような行内抗争は本当にあるのか?元バンカーの筆者が感じるリアリティと銀行への警鐘
第287回
市場に広がる「アベノミクス賞味期限切れ」の声 “異次元の神通力”を見限る投資家の本質的な疑念
真壁昭夫
最近、海外のファンドマネジャー関係者とやり取りをしていると、彼らの“アベノミクス”に対する関心が低下していることがわかる。一部の大手投資家はリスクオフの姿勢に転じている。彼らが“異次元の神通力”を見限り始めた理由は何か。
市場に広がる「アベノミクス賞味期限切れ」の声 “異次元の神通力”を見限る投資家の本質的な疑念
第286回
“李コノミクス”は世界的なリスクオフを招くか?大胆なシャドーバンキング封じ込め作戦の妙薬と毒薬
真壁昭夫
中国経済が曲がり角を迎えるなか、李克強首相の大胆な経済・金融政策は“李コノミクス”と呼ばれ、注目されている。しかし、貸出金利の下限金利を撤廃するシャドーバンキング封じ込め策など、世界が痛みを被りかねない副作用も考えられる。
“李コノミクス”は世界的なリスクオフを招くか?大胆なシャドーバンキング封じ込め作戦の妙薬と毒薬
第285回
過去最高益のサムスン株がまさかの急落の“なぜ” スマホ市場の成熟と技術力の壁が韓国経済に落とす影
真壁昭夫
7月初旬、4-6月期の決算を発表したサムスン電子の株価が、まさかの急落劇を演じた。その背景にある投資家の思いとは何か。スマートフォン市場の成熟化と中国企業の猛追、そして技術力の壁などが、財閥頼みの韓国経済に影を落としている。
過去最高益のサムスン株がまさかの急落の“なぜ” スマホ市場の成熟と技術力の壁が韓国経済に落とす影
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