真壁昭夫

真壁昭夫

多摩大学特別招聘教授

1953年神奈川県生まれ。一橋大学商学部卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学経営学部大学院卒業後、メリル・リンチ社ニューヨーク本社出向。みずほ総研主席研究員、信州大学経済学部教授、法政大学大学院教授などを経て、2022年4月から現職。著書は「下流にならない生き方」「行動ファイナンスの実践」「はじめての金融工学」など多数。

第259回
「サムスン神話」がアップルの夢を打ち砕く?IT業界の頂上決戦に見る栄枯盛衰劇の舞台裏
真壁昭夫
サムスンの快進撃が止まらない。今や同社は、押しも押されもせぬ世界の有力企業にのし上がった。一方で、最近目新しい商品を出せなくなったのが王者アップルだ。2社の明暗が分かれ始めたのは何故か。IT業界で始まった栄枯盛衰の裏側を読む。
「サムスン神話」がアップルの夢を打ち砕く?IT業界の頂上決戦に見る栄枯盛衰劇の舞台裏
第258回
米国、欧州、中国、日本――主要国の明暗やいかに?“政治の年”のリスクを解き明かすケーススタディ
真壁昭夫
米国の財政の崖、ユーロ圏の信用不安問題、中国共産党内の権力闘争、そして日本のアベノミクスを見ると、2013年の世界情勢に最も大きな影響を及ぼすのは政治であることがよくわかる。“政治の年”に各国が抱える明暗を分析しよう。
米国、欧州、中国、日本――主要国の明暗やいかに?“政治の年”のリスクを解き明かすケーススタディ
第257回
自民を嫌い“ひどい民主”を選んだのはそもそも誰か?胸に刻むべき小選挙区制の怖さと政治へのバランス感
真壁昭夫
今回の衆院選で、有権者は3年前に大勝させた民主党を大敗させ、嫌っていた自民党を大勝させた。これは果たして、日本の将来像まできちんと見据えた投票行動だったのか。小選挙区制のリスクと我々が持つべきバランス感覚を問う。
自民を嫌い“ひどい民主”を選んだのはそもそも誰か?胸に刻むべき小選挙区制の怖さと政治へのバランス感
第256回
日の丸半導体の救済策は“延命措置”に過ぎない?エルピーダ切り、ルネサス支援に見る視界不良の未来
真壁昭夫
12月中旬、経営状況が悪化していたルネサンスエレクトロニクスの救済策の概要がまとまった。官民共同で2000億円の出資を行なうという。以前はエルピーダを切ったにもかかわらず、ルネサズだけを救った判断は、どのような結果をもたらすか。
日の丸半導体の救済策は“延命措置”に過ぎない?エルピーダ切り、ルネサス支援に見る視界不良の未来
第255回
笹子トンネル崩落事故の原因はただの偶然にあらず「朽ちるインフラ」の背後に浮かぶ道路公団の残影
真壁昭夫
尊い人命が失われた中央自動車道の笹子トンネル天井崩落事故。この事故を単なる偶然として片付けられるだろうか。背景には、放置された老朽化と甘い管理体制が見える。道路公団民営化を経てもなお、関係者の無責任体質は変わらない。
笹子トンネル崩落事故の原因はただの偶然にあらず「朽ちるインフラ」の背後に浮かぶ道路公団の残影
第254回
“景気予報”は米中がプラスでユーロ圏がマイナス?2013年の日本を取り巻く世界経済の福音と不安の種
真壁昭夫
景気減速が鮮明化している中国、バブルの後始末が終わらない米国やユーロ圏。そうした状況下、世界経済の動向はどうなり、日本の景気にはどんな影響が及ぶのか。年末から来年にかけての世界経済を分析すると、福音とリスク要因が見て取れる。
“景気予報”は米中がプラスでユーロ圏がマイナス?2013年の日本を取り巻く世界経済の福音と不安の種
第253回
安倍政権誕生なら日本経済は本当に復活できるか?金融政策で対立する“リフレ派”と“改革派”の長短
真壁昭夫
次の総選挙で自民党が勝利し、より思い切った金融政策が行なわれるとの見通しから、金融市場では株高・円安が続いている。しかし、本当にそうなるだろうか。金融政策で主張が異なる“リフレ派”と“改革派”の議論の対立点を分析しよう。
安倍政権誕生なら日本経済は本当に復活できるか?金融政策で対立する“リフレ派”と“改革派”の長短
第252回
アップルとサムスンの天下も10年後は続いていない?日本復活が夢ではないIT業界の“近未来予想図”
真壁昭夫
アップルとサムスンがスマホ、タブレットの市場を席巻している。この勢いは当分続くだろう。しかし、それが10年後も続く保証は何もない。IT業界の“近未来予想図”を自由に予想してみると、日本企業が復活する可能性も見えてくる。
アップルとサムスンの天下も10年後は続いていない?日本復活が夢ではないIT業界の“近未来予想図”
第251回
二期連続大赤字は“ 負の遺産”からの手切れ金?崖っぷちのパナソニックに見え始めた「復活への光」
真壁昭夫
2013年3月期の業績が二期連続の大赤字に陥る予想を発表したパナソニック。日の丸家電の苦境極まれりという印象だが、同社については「復活への光」が差し込み始めたと見ることもできる。そう言えるのはなぜか。大赤字の中身を検証しよう。
二期連続大赤字は“ 負の遺産”からの手切れ金?崖っぷちのパナソニックに見え始めた「復活への光」
第250回
日銀の追加金融緩和策だけでは限界がある!日本がデフレから抜け出せない真の原因と対処法
真壁昭夫
日銀は金融政策決定会合で、金融資産買入れ基金を11兆円増額する追加金融緩和策を決定したが、市場の期待には達していない。もはや金融政策には限界が見える。デフレから脱却できない原因を、日銀のせいにしていてはいけない。
日銀の追加金融緩和策だけでは限界がある!日本がデフレから抜け出せない真の原因と対処法
第249回
どうして世界の常識が通用しないのか?不思議の国・中国が“普通の国”になる日
真壁昭夫
最近、筆者に寄せられる質問には、中国に関するものが圧倒的に多い。昨今言われている通り、それは中国という国がとてもわかりづらい“不思議の国”だからだろう。近い将来、かの国が“普通の国”になる可能性はあるのだろうか。
どうして世界の常識が通用しないのか?不思議の国・中国が“普通の国”になる日
第248回
スマホ市場を揺るがすソフトバンクの買収攻勢大勝負に出た孫社長の飽くなき野望と吉凶の行方
真壁昭夫
ソフトバンクによるスプリント・ネクステルの買収報道は、海外で大きな注目を浴びた。かねてより「世界一」を標榜していた孫正義社長の買収戦略は、果たして吉と出るだろうか、凶と出るだろうか。その行方を占ってみたい。
スマホ市場を揺るがすソフトバンクの買収攻勢大勝負に出た孫社長の飽くなき野望と吉凶の行方
第247回
頼みの綱だったBRICsの凋落で暗雲漂う世界経済 次期牽引役となるべき米中経済は本当に復活できるか
真壁昭夫
つい最近まで世界経済の牽引役だったBRICsの凋落が、足もとで鮮明化している。世界経済は牽引役を失った状態だ。次期牽引役になれるのは米国と中国しか考えられないが、自国内に不安要因を抱える彼らに期待をかけられるものだろうか。
頼みの綱だったBRICsの凋落で暗雲漂う世界経済 次期牽引役となるべき米中経済は本当に復活できるか
第246回
「どうも、中国の政治・経済の様子がおかしい」専門家にもわからない“変調”が暗示する大国の明日
真壁昭夫
どうも、中国の政治・経済の様子がおかしい――。欧米のエコノミストをはじめ、足もとで中国経済の変調を危ぶむ専門家が増えている。10年ぶりにトップが代わる中国国内で、今何が起きているのか。筆者なりに変調の背景を考察したい。
「どうも、中国の政治・経済の様子がおかしい」専門家にもわからない“変調”が暗示する大国の明日
第245回
日の丸製造業復活の狼煙か、存在意義の喪失か?ソニー・オリンパス「弱者連合」への期待と不安
真壁昭夫
不正会計処理の発覚によって経営の屋台骨が揺れていたオリンパスと、家電不況に悩むソニーの提携が正式に発表された。「弱者連合」という声も上がるなか、提携の正否は“モノづくり”のカルチャーを取り戻せるか否かにかかっている。
日の丸製造業復活の狼煙か、存在意義の喪失か?ソニー・オリンパス「弱者連合」への期待と不安
第244回
「ジョブズのおもちゃ箱」が空になれば普通の企業にiPhone5で見えたアップル社“脱カリスマ路線”の微妙
真壁昭夫
アップルからiPhone5が発売され、話題を呼んでいる。しかしこの製品からは、従来のiPhoneとは異なるコンセプトが微妙に感じられる。カリスマ経営者、スティーブ・ジョブズの幻影から脱却することで、同社はさらなる成長を実現できるか。
「ジョブズのおもちゃ箱」が空になれば普通の企業にiPhone5で見えたアップル社“脱カリスマ路線”の微妙
第243回
韓国はまだしも中国との関係悪化は経済的な損失に!振り上げた拳を下ろさせる「したたか外交」の要諦
真壁昭夫
日本と中国、韓国との間で、領土をめぐる対立が深刻化している。韓国はともかく中国との関係がこれ以上悪化すれば、日本経済が被るダメージも小さくない。引くに引けなくなった彼らの拳を下ろさせるためには、どう対応すればいいか。
韓国はまだしも中国との関係悪化は経済的な損失に!振り上げた拳を下ろさせる「したたか外交」の要諦
第242回
国政進出を決めた“維新の会”は絶対にブレないか?日本を包み込む「第三勢力待望論」への一抹の不安
真壁昭夫
大阪維新の会が、ついに国政進出を決めた。橋下徹・大阪市長がこれまで行なってきた改革は、確かに評価に値する。しかし、いざ国政となったときに存在感を示せるだろうか。日本を包む「第三勢力待望論」への一抹の不安を検証する。
国政進出を決めた“維新の会”は絶対にブレないか?日本を包み込む「第三勢力待望論」への一抹の不安
第241回
サムスン敗訴で露呈した韓国企業の意外なアキレス腱技術とソフトから読み解く「スマホ覇権争い」第二幕
真壁昭夫
スマートフォンの特許技術侵害を巡るアップルとサムスンの訴訟は、米カリフォルニア州でアップルの全面勝訴に終わった。この一件からは、韓国企業の脆さが露呈すると共に、技術やソフトが今後の覇権争いを左右する構図が見えてくる。
サムスン敗訴で露呈した韓国企業の意外なアキレス腱技術とソフトから読み解く「スマホ覇権争い」第二幕
第240回
ここまで来てしまったら、シャープはどうすべきか?日の丸家電が辿る「古典的な衰退」と生き残りの条件
真壁昭夫
家電各社の地盤沈下が顕著になるなか、足もとでシャープの経営危機懸念が一気に高まっている。ここまで危機が高まると早急なリストラが急務となるが、それだけでは不十分だ。背景には、日の丸家電が辿る古典的な衰退の構図が見える。
ここまで来てしまったら、シャープはどうすべきか?日の丸家電が辿る「古典的な衰退」と生き残りの条件
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