中野良顯 東京成徳大学大学院特任教授 NPO法人教育臨床研究機構理事長。NPO法人日本学校進路指導支援協会理事長。東京教育大学大学院博士課程修了(ガイダンス・カウンセリング専攻)。日本行動分析学会元理事長、筑波大学元教授、上智大学元教授。1970年年代初頭から約40年、自閉症児の教育支援に携わる。また、子どもたちに個人的・社会的能力を教え、思いやりの学校文化を育むピア・サポート・プログラムの開発と普及に取り組む。著書に、『こどもの上手な教え方(改訂新版)』(共著、NPO法人教育臨床研究機構)、『こどもの上手な教え方:課題集』(共著、NPO法人教育臨床研究機構)、『うつ病、パーソナリティ障害、不安障害、自閉症への対応』(共著、金子書房)、『よくわかる軽度発達障害』(共著、ミネルヴァ書房)、『ピア・サポート:豊かな人間性を育てる授業づくり』(図書文化)、監訳書に、『特別支援教育』(明石書店)、『自閉症を克服する:行動分析で子どもの人生が変わる』(NHK出版)など多数。 110人に1人が自閉症スペクトラム障害と診断される時代に 中野良顯 有病率が今や110人に1人と言われる自閉症。その治療法の開発に生涯を捧げ、重要な成果を上げたイヴァ・ロヴァスをご存知だろうか? その集大成となる著書『自閉症児の教育マニュアル』を邦訳した中野良顯・東京成徳大学大学院特任教授が、ロヴァスの仕事と人間を語る。 2011年9月9日 0:20