2015.2.9 脆弱な中日関係を安定させる3つのテーマ 「4項目の合意文書」を基に日中首脳会談が実現した。日本では日本からの対中投資が減ったために、首脳会談に応じたとの論評もあるが、それは違う。首脳会談を将来に生かすための課題は何か。
2015.2.9 「中日4項目の合意」は外交の知恵――倪 志敏 戦後70周年という節目の年に当たる今年、中日関係はいったいどう歩むのか。中日関係の流れを大きく変えた首脳会談実現への経緯を振り返り、その意義を見出した上で、最近の動きをレビューしつつ、今後の中日関係を展望する。
2013.10.23 釣魚島(尖閣諸島)「棚上げ合意」が再確認された経緯を解明する~1978年と1990年代を中心に~――龍谷大学客員研究員 倪 志敏 日中関係改善の前に大きく立ちふさがる尖閣諸島問題。果たして「棚上げ合意」はあったのか。日中の二人の学者が2回にわたって、尖閣諸島問題超克の道を提案する。第2回目は龍谷大学・倪志敏客員研究員の論考を掲載。