大湾秀雄 (おおわん・ひでお) 早稲田大学政治経済学術院教授 1964年生まれ。東京大学理学部卒業後、野村総合研究所勤務を経て留学。コロンビア大学経済学修士。スタンフォード大学経営大学院博士。ワシントン大学オーリン経営大学院助教授、青山学院大学国際マネジメント研究科教授、東京大学社会科学研究所教授を経て2018年から現職。専門は人事経済学、組織経済学、労働経済学、およびイノベーションの経済学。最適な人事制度や職場組織の設計、その生産性やイノベーションへの影響等に関する理論および実証研究を行う。人事の経営課題解決のためのピープルアナリティクスの普及活動に従事する。著書に『日本の人事を科学する 因果推論に基づくデータ活用』(日本経済新聞出版社)がある。 第1回 人事データの活用で会社経営が劇的に変わる5つの理由 大湾秀雄 HRテクノロジーの急速な発展・普及などを背景に、人事のデータ活用が注目されている。人事データの活用領域の飛躍的拡大が予想される中で、人事部門にはどのような対応が求められるのか。そのポイントを整理しよう。 2018年9月13日 5:00