内藤眞弓
人生の節目において、「そろそろ生命保険にでも入ろうかな」と考える人は多い。しかし、じっくり考えたつもりでも、実はセールストークに誘導されている場合が多い。今回は、独身の新入社員や結婚・出産など新たなスタートに立った人がハマりやすいセールストークと、絶対に乗っかってはいけない理由を紹介する。

新入社員のときに、知識不足のまま保険に加入した人は少なくありません。一度加入してしまえば、保険料は口座振替や給与天引きで自動的に払うため、特に不便は感じません。そして、保険会社との長い付き合いが続くことになります。しかし、本当に保険が必要になったときや、見直しが必要になったときに、後悔する人は後を絶ちません。間違った選択をしないためにどうすればいいでしょうか。

保険相談を受けていると、新入社員の時に加入した保険が起点となり、「ああ、あの時の選択が」と、自分の折々の選択を振り返って後悔する人に遭遇することがあります。そこで2回に分けて、間違った選択をしないために必要な考え方を解説します。初回のテーマは新社会人や新生活を始めた人は保険が必要なのか、また、それをどのように判断すべきかです。

「絶対に保険で損はしたくない」と言う人がいるが、保障のためのコストをまったく払わなくて済む保険はない。貯蓄であれば自分の意思で自由に使うことができるが、保険料として支払ったお金は自分のものではなくなる。だからこそ、少ない保険料で大きな保障を得ることが可能になるのだが、目先のお得にとらわれると損ばかりするプランに加入してしまいがちだ。見極めるポイントを解説する。

人生の節目において、「そろそろ生命保険にでも入ろうかな」と考える人は多い。しかし、じっくり考えたつもりでも、実はセールストークに誘導されている場合が多い。今回は、独身の新入社員や結婚・出産など新たなスタートに立った人がハマりやすいセールストークと、絶対に乗っかってはいけない理由を紹介する。
