鈴木冬悠人
東京大空襲を指揮したカーチス・ルメイ。1945年3月10日の深夜、米軍による爆撃で12万人の命が失われたと言われている。非人道的な人物として語られることの多いルメイだが、実際、東京大空襲にどのような感情を抱いていたのだろうか。

1945年3月10日に決行された、12万人の命が失われたといわれる東京大空襲。実は米国は、焼夷弾だけでなく毒ガス攻撃も計画していたことが取材の結果、判明した。しかも、住宅密集地やビジネス街が想定され、ターゲットは当時の日本国民の4分の1に当たる1450万人というおぞましいものだった。

一夜にして12万人の命が失われたといわれる東京大空襲。実はディズニーの創始者であるウォルト・ディズニーは、東京大空襲を想起させるような“えげつない”無慈悲なアニメを作成していたのだ。

1945年3月10日の東京大空襲では12万人の命が失われたといわれている。本来、米国の空軍(陸軍航空隊)は、敵の心臓部だけを爆撃する精密爆撃を掲げていた。しかし、実はその裏で一帯を焼き尽くす焼夷弾による爆撃の準備をしていたことが明らかになった。

1945年3月10日の米軍による東京大空襲では、一夜にして12万人の命が失われたと言われている。実は当初、B-29は超高高度1万メートルでの飛行を想定していたが、直前になって2000メートルに変更。「低空」かつ「深夜」になった理由を明らかにする。

1945年3月10日の深夜。一夜にして12万人の命が失われた東京大空襲。実は東京大空襲の決行には米軍内の縄張り争いが大きく影響している。当時は陸軍内の組織として冷遇されていた空軍は縄張り争いを乗り越え、華々しい実績を上げる必要があったのだ。
