羽根田 治 フリーライター はねだ・おさむ/1961年、さいたま市出身、那須塩原市在住。山岳遭難や登山技術に関する記事を、山岳雑誌や書籍などで発表する一方、沖縄、自然、人物などをテーマに執筆を続けている。主な著書にドキュメント遭難シリーズ、『ロープワーク・ハンドブック』『野外毒本』『パイヌカジ 小さな鳩間島の豊かな暮らし』『トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか』(共著)『人を襲うクマ 遭遇事例とその生態』『十大事故から読み解く 山岳遭難の傷痕』などがある。近著に『山はおそろしい 必ず生きて帰る! 事故から学ぶ山岳遭難』(幻冬舎新書)、『山のリスクとどう向き合うか 山岳遭難の「今」と対処の仕方』(平凡社新書)など。2013年より長野県の山岳遭難防止アドバイザーを務め、講演活動も行なっている。日本山岳会会員。 「雷に打たれて死ぬ」「夏なのに寒さで死ぬ」アウトドアに潜む危険、これだけは気をつけて! 羽根田 治 アウトドア人気の高まりにつれ、山での遭難事故が多発している。雄大な山々にはさまざまな危険が潜んでおり、「こんなことで……」という事故で命を落とすこともある。どうすれば山から元気に戻ってこられるのか。本稿は、羽根田 治『これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集』(山と渓谷社)の一部を抜粋・編集したものです。 2023年10月6日 18:00