錦田愛子 慶應義塾大学法学部教授 にしきだ・あいこ/東京大学卒業、総合研究大学院大学博士課程修了。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所准教授などを経て、現職。 #23 【25年の中東・パレスチナ情勢】米国のイスラエル支援加速で深まる混迷、トランプ政権閣僚人事から読み解く 錦田愛子 いまだパレスチナのガザ地区で戦争が続くパレスチナ・イスラエルの情勢は、第47代米国大統領に就任するドナルド・トランプ氏によってさらに混迷を深めることは必至だ。その行方を見定めるには、トランプ氏が登用する新閣僚人事を読み解くことが重要となる。 2024年12月22日 5:25 #57 ガザ統治「3つのシナリオ」、イスラエル軍が実効支配ならパレスチナ人の抵抗運動激化も 錦田愛子 2023年10月に突如始まったハマースらパレスチナ武装勢力とイスラエルの紛争は、米国や国際社会の政治に大きな影響をもたらしている。激しい戦闘が行われているガザ地区では、今後どのような展望をたどることになるのだろうか。戦闘終結後のガザ地区の統治をめぐる三つのシナリオについて解説する。 2024年1月6日 5:25