斉藤章佳
女児に性加害した元保育士「3歳なら記憶に残らないからWin-Win」おぞましい認知の歪みとは
自分よりもはるかに年下の、未熟な人間の性を踏みにじる小児性加害者たち。真っ当な人間では踏み出せない一線を軽々と超えてしまう彼らには、異常な「認知の歪み」があるという。彼らの治療・更生に携わる専門家が聞き取った、戦慄すべき自己正当化の言葉とは。※本稿は、『子どもへの性加害 性的グルーミングとは何か』(幻冬舎新書)の一部を抜粋・編集したものです。

児童ポルノ愛好の小学校教師「パンドラの箱が開いた」妻子がいても女児に性加害
子どもとの性的行為を妄想しながら自慰にふけったり、実在しない子どもを性的に描いた創作物(マンガ、アニメ、小説など)を楽しむことを取り締まる法律はない。だが、性加害者の治療・更生に携わってきた専門家によれば、憲法19条「思想の自由」や憲法21条「表現の自由」などで守られたそうした娯楽は、小児性愛障害と診断された者の次の性加害の引き金になっているという。※本稿は、『子どもへの性加害 性的グルーミングとは何か』(幻冬舎新書)の一部を抜粋・編集したものです。

小学生の「やめて!」の声で我に返り…13人に性加害した小児性愛者が実名・顔出しでメディアに出る理由
痴漢行為やわいせつ行為など、男女13人の子どもに性加害しながら生きてきた加藤孝さんは、2000年代初め、38歳のときの犯行での男児の必死の抵抗で我に返り、これを最後とすべく自首。保護観察付き執行猶予の判決を受けた。以来、性加害からきっぱり離れている。しかも、「自分はもう子どもを傷つけたくない。同じような問題を抱えている人に、あなたも変われると示したい」との思いから、メディアに実名と顔をさらして自身の加害体験を語っている。彼の言葉を、社会はどう受け止めたらいいのだろうか。※本稿は、『子どもへの性加害 性的グルーミングとは何か』(幻冬舎新書)の一部を抜粋・編集したものです。
