桑山 元
商談の「つかみ」がわからない→お笑い芸人がオススメする「名物記事」とは?
トークのプロとして活躍する筆者いわく、批判的な内容を冗談っぽく言う「エスプリトーク」は、センスが問われる上級者向けの雑談術なので、取り扱いには注意が必要。そこでおすすめなのが、某新聞に掲載されている名物コラムの偉人と話し相手を結び付ける「私の履歴書トーク」だという。本稿は、桑山 元『すぐに使える!おもしろい人のちょい足しトーク&雑談術』(日本実業出版社)の一部を抜粋・編集したものです。

「なんちゃって傾聴」でオウム返しを繰り返す人に欠けているもの
相手の言葉を繰り返す時に感情を乗せる「エモーショナルミラーリング」、10秒程度で説明できるニュースをストックしておく「レバレッジトーク」は雑談力の向上に欠かせないスキル。お笑い芸人で講演家の筆者が薦める2つのスキルを駆使して、話し相手の心をガッチリと掴もう。

会話がなかなか盛り上がらない→お笑い芸人のアドバイスがちょっと予想外だった
「逆説ではなく順接の接続詞の達人になる」「瞳孔を開いて心の中で『スゴ~イ!』と叫ぶ」。会話のなかにそれらを“ちょい足し”するだけで、コミュニケーションが円滑になるという。お笑い芸人と話し方講師という“二刀流”の著者が、コミュニケーションに悩む人々に会話を盛り上げるヒントを伝授する。
