宮竹貴久

岡山大学学術研究院 環境生命自然科学学域 教授

みやたけ・たかひさ/1962年、大阪府生まれ。理学博士(九州大学大学院理学研究院生物学科)。沖縄県庁職員、ロンドン大学(UCL)生物学部客員研究員を経て現職。Society for the Study of Evolution, Animal Behavior Society終身会員。受賞歴に日本生態学会宮地賞、日本応用動物昆虫学会賞、日本動物行動学会日高賞など。主な著書には『恋するオスが進化する』(メディアファクトリー新書)、『「先送り」は生物学的に正しい』(講談社+α新書)、『したがるオスと嫌がるメスの生物学』(集英社新書)、『「死んだふり」で生きのびる』(岩波書店)などがある。

「果実に卵を産み付け、ウジが食い荒らす…」害虫ミカンコミバエが変異→農薬が効かない危機を乗り切った秘策とは?
宮竹貴久
近年九州に出現し、農作物への影響が懸念されている特殊害虫ミカンコミバエ。日本での根絶作戦は1968年の奄美諸島で始まったが、個体数はなかなかゼロにならず、小笠原諸島では駆除に使う誘引剤に引き寄せられにくい個体が登場するなど、課題が続出した。そうした中、生態学者・伊藤嘉昭氏とミバエ専門家・岩橋統はいかにしてミカンコミバエ根絶の活路を見出したのか――。※本稿は、宮竹貴久『特殊害虫から日本を救え』(集英社新書)の一部を抜粋・編集したものです。
「果実に卵を産み付け、ウジが食い荒らす…」害虫ミカンコミバエが変異→農薬が効かない危機を乗り切った秘策とは?
「みかんをむいたら幼虫が…」害虫ミカンコミバエを根絶した“秘薬”発見の意外な歴史
宮竹貴久
今では南西諸島で採れる農作物が日本全国に流通するようになったが、数十年前までは植物防疫法により、害虫の寄生する農作物の移動は禁止されていた。1950年代から60年代にかけて小笠原や沖縄など幅広い範囲で被害をもたらしていた特殊害虫「ミカンコミバエ」に、人間はいかにして立ち向かったのか?アメリカ、日本、両国の垣根を超えた人類とミカンコミバエの根絶戦史の発端に迫る。※本稿は、宮竹貴久『特殊害虫から日本を救え』(集英社新書)の一部を抜粋・編集したものです。
「みかんをむいたら幼虫が…」害虫ミカンコミバエを根絶した“秘薬”発見の意外な歴史
獄中で「暇だったから…」害虫ミバエ根絶に奔走した科学者・伊藤嘉昭の「数奇な人生」とは?
宮竹貴久
近年温暖化の影響で毎年日本への再侵入を繰り返し、2020年には九州本土で初めて繁殖が確認された特殊害虫「ミカンコミバエ」。我が国と害虫ミバエ類との格闘の歴史は長く、それを語るうえで欠かせないのが生態学者・伊藤嘉昭氏だ。獄中にいながら不屈の精神で研究に心血を注いだ彼の生き様に迫る。※本稿は、宮竹貴久『特殊害虫から日本を救え』(集英社新書)の一部を抜粋・編集したものです。
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