
佐藤真木
大谷翔平の真の価値を示す「知られざる数値」とは? 「50ー50」でも打率でもホームラン数でもなかった!
2年連続の本塁打王、自身初の打点王、さらには史上初となる「50-50」の偉業など、大リーグで歴史的な記録を打ち立てた大谷翔平選手。しかし彼自身は数値目標を口にすることはなく、数字よりもチームへの貢献を重視しています。その姿勢は『マネー・ボール』に出てくる、一般にはあまり知られていない「ある数字」と深く結びついていました。100年の歴史を持つ野球界で長らく見過ごされてきた、その指標とは?

「不適切にもほどがある!(ふてほど)」「はて?」「もうええでしょう」これらはいずれも、昨年の流行語大賞にノミネートされた言葉です。そして、予想以上に大ヒットし、若者も投資を始めた「新NISA」……多くの人が口にしたり、耳にしたりしたこれらの言葉には、ある共通点がありました。何だか分かりますか?

2年前、「来年はどんな年になるでしょうか?」と問われてタモリが答えた言葉に、みんながハッとしたことがありました。また、「ガリガリ君」でおなじみの赤城乳業は、値上げなどネガティブなことを伝えるCM動画を公開した結果、「がんばれ」と逆に応援され、ファンが増えています。タモリとガリガリ君に共通する「言葉の力」とは?本連載では、こうした「あの人はすごい」と思われる人の“考え方”に迫ります。
