ビル・フランソワ

生物物理学者

Bill Francois/魚類の遊泳に関する論文で2023年にパリ大学から博士号を授与された。「フランスで一番の雄弁家」を決めるテレビ番組『ル・グラン・トラル』の優勝経験者でもある。海の生き物の生態や歴史を描いたエッセイ(邦訳『はぐれイワシの打ち明け話』光文社刊)は、17カ国語に翻訳され、大きな成功を収めた。2冊目の著書に当たる本書(直訳すると『世界一のコース料理 お皿の中の博物学』)は、フランスで2023年に刊行された。フランス政府高等教育・研究・イノベーション省が年に1回優れた一般向け科学書に与える「科学の醍醐味」賞の最終候補3冊に選ばれるなど、本国では高く評価された。現在、日本を含む8カ国での翻訳が進行中。

5500年前にカカオ絶滅!?チョコレート文化の危機を救ったアマゾンの「すごい動物」とは
ビル・フランソワ,河合 隼雄,山本知子
チョコレートを使ったスイーツがなかったら、それは寂しすぎる世界だろう。実際、5500年前までカカオは絶滅の危機に瀕していたのだから、きわめてリアルな話だ。それを救ったのは、ジャングルの奥地での、霊長類とカカオとの偶然の出会いだった。※本稿は、ビル・フランソワ著、河合隼雄訳、山本知子訳『ライ麦はもともと小麦に間違えられた雑草だった 食材と人類のウィンウィンな関係』(光文社)の一部を抜粋・編集したものです。
5500年前にカカオ絶滅!?チョコレート文化の危機を救ったアマゾンの「すごい動物」とは
「先祖は自由なサルだったのに……」私たちが労働と会社に縛られているのは、2万年前の穀物のせいだった!?
ビル・フランソワ,河合 隼雄,山本知子
焼き上がったパンを噛みしめるたび、甘みと幸せが口内にひろがっていく。パスタもラーメンもうどんもしかり、小麦はまさに自然の恵みの最たるもの。人類にとって、小麦との相性は最高に見えるが……。だが、ここで冷静に考えてみたい。当の小麦からすれば、われわれの姿はどう映っているのだろうか?※本稿は、ビル・フランソワ著、河合隼雄訳、山本知子訳『ライ麦はもともと小麦に間違えられた雑草だった 食材と人類のウィンウィンな関係』(光文社)の一部を抜粋・編集したものです。
「先祖は自由なサルだったのに……」私たちが労働と会社に縛られているのは、2万年前の穀物のせいだった!?
「ハエの死骸が浮いた古いミルクを飲めるか?」5500年前の勇者の挑戦が生んだ、今も愛される食べ物とは
ビル・フランソワ,河合 隼雄,山本知子
食事中に、ハエがたかってきたら、多くの人は必死に振り払う。だがミルクの入ったバケツにハエが落ちることがなかったら、チーズはこの世に存在しなかった。我々の食材は、昆虫たちと人類の不思議な巡り合わせでできている。※本稿は、ビル・フランソワ著、河合隼雄訳、山本知子訳『ライ麦はもともと小麦に間違えられた雑草だった 食材と人類のウィンウィンな関係』(光文社)の一部を抜粋・編集したものです。
「ハエの死骸が浮いた古いミルクを飲めるか?」5500年前の勇者の挑戦が生んだ、今も愛される食べ物とは
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