「悪いのは俺じゃない!」何でもまわりのせいにする“他責グセ”を引き起こす2つの心理メカニズム
小日向るり子
仕事や人間関係でうまくいかないとき、「あの人が悪い」「環境が悪い」と考がちだ。この「他責思考」は誰もが持っているが、過剰になると周囲との関係性を悪化させてしまう。無意識に行われる思考だから、ピンポイントで指摘しづらく、本人も気づきにくいのが特徴だ。「他責グセ」が定着する背景にある、2つの心理メカニズムを、カウンセラーの小日向るり子氏が解説する。※本稿は、小日向るり子『何でもまわりのせいにする人たち』(フォレスト出版)の一部を抜粋・編集したものです。