「自分の可能性を広げたい」と願い「在宅透析」を選んだ女性は、なぜ亡くなってしまったのか
鈴木孝子
命をつなぐ医療である一方、患者の生活や心に大きな影響を与える、透析治療。しかし通院の負担は大きく、「自分らしく生きたい」と願う人にとってはできれば避けたい治療法でもあります。在宅血液透析や腹膜透析といった新しい治療法は、患者にとって大きな可能性をもたらす選択肢である一方、実施するには想像以上の困難も……。新しい治療法を望む患者に寄り添い、併走してきた腎臓内科医が、その難しさを振り返ります。※本稿は、医師の鈴木孝子『からだの声を聴く習慣 腎臓内科医が教える幸せな人生への処方箋』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を抜粋・編集したものです。