中川竜児
ナチの強制収容所でタイピングをしていただけの女性は有罪か?ドイツ社会が示した意外な答えとは
ドイツではユダヤ人らの迫害に関わった人物への裁判がいまでも行われる。そのたびに争点となるのが、強制収容所で働いていただけの人まで罪に問えるのかという問題だ。残虐行為に直接手を染めていない者への追及は、なぜ必要なのか。※本稿は、ジャーナリストの中川竜児『終章ナチ・ハンター』(朝日新聞出版)の一部を抜粋・編集したものです。

93歳の老人が法廷に立たされ禁錮4年の判決…戦後80年たっても、ナチの犯罪を追及する意味とは
第二次世界大戦の終結から長い年月を経ても、ドイツではナチの犯罪をめぐる裁判が続いている。余命も短く罪を認めている高齢者を裁くことに、いったいどんな意味があるのか。そこには、ナチをめぐるドイツ社会の葛藤と、被害者の複雑な感情があった。ドイツに学ぶ戦後処理のあり方とは?※本稿は、ジャーナリストの中川竜児『終章ナチ・ハンター』(朝日新聞出版)の一部を抜粋・編集したものです。

元ナチの現役首相・キージンガーに29歳女性がいきなり平手打ち…失脚の原因となった大事件の背景
1966年、連邦議会で圧倒的多数の支持を受けて首相に選出されたキージンガー。しかし、戦後西ドイツで元ナチ党員が首相となるのは、被害者らにとって到底受け入れがたい事実であった。そんななかキージンガー首相は、1人の若い女性ナチ・ハンターから平手打ちを喰らったことで、失脚の道を歩むこととなる。世界を揺るがしたこの大事件の舞台裏に迫る。※本稿は、ジャーナリストの中川竜児『終章ナチ・ハンター』(朝日新聞出版)の一部を抜粋・編集したものです。
