石沢武彰
「日本のがん手術」と「アメリカのがん手術」どっちが正解?日本人医師が米国研修で出した答え
「がん研有明病院」で執刀していた筆者は、アメリカを横断して各地の医療機関を訪ねる武者修行に出た。そこで出会ったアメリカの医師たちが、ロボットを使い手術を短時間で済ませていることを知る。日本の繊細な手術と、米国の効率優先の手術を前に、筆者が悩んだ末に出した結論とは?

フランスの天才外科医を激怒させた、日本人医師の「無邪気すぎる感想」
肝胆膵外科医である筆者は、内視鏡手術のパイオニア・ガイエ医師の技術に惚れ込みフランス留学を果たした。そこで驚いたのは、彼の卓越した技術もさることながら、名医としての強い信念だったという。「あなたしかできないすごいオペだ」と賞賛されたガイエが、感情をあらわにした理由とは?※本稿は、外科医の石沢武彰『変革する手術「神の手」から「無侵襲」へ』(KADOKAWA)の一部を抜粋・編集したものです。

「神の手」を持つ外科医が手術中に欠かさず聴く「お気に入りの一曲」
現役外科医の筆者は学生時代、肝臓手術の世界的権威・幕内雅敏氏の手術ビデオを見て「神の手だ」と感動する。手術の見学を志願したところ、幕内氏の親切なレクチャーと熱意に心酔し師事を決意。やがて筆者もこの道のオーソリティーとなっていく。当時、幕内氏の手術がいかに異次元だったかを述懐する。
