フォロー 小菅正夫 獣医師 1948年北海道札幌市生まれ。札幌市環境局参与(札幌市円山動物園担当)、旭川市旭山動物園元園長。北海道大学客員教授。国立動物園をつくる会代表。北海道大学獣医学部卒業後、1973年に旭山動物園に入園。飼育係長、副園長などを経て、1995年に園長に就任。一時は閉園の危機にあった園を再建し、日本最北にして“日本一の入場者を誇る動物園”に育て上げた。2009年に同園を定年退職。2015年には、札幌市円山動物園のアドバイザー(参与)に就任し、現在に至る。主著に『動物が教えてくれた人生で大切なこと。』『〈旭山動物園〉革命――夢を実現した復活プロジェクト』『聴診器からきこえる 動物と老いとケアのはなし』がある。 「動物は誰かのせいにしません」霊長類学者が語る、人間だけが持つ知性の「代償」 山極寿一,小菅正夫 人間は「なぜ」「どうして」と問うことで文明を発展させた。その一方、因果関係を求めるようになったことで他者を責めたり、差別を生み出したりした。対して動物は、誰かを責めることもなく、ただ「今」を受け入れるという。学者と獣医師が、人間が動物から学べることを語り合う。※本稿は、霊長類学者・人類学者の山極寿一、獣医師の小菅正夫『動物はふしぎ』(ポプラ社)の一部を抜粋・編集したものです。 2026年9月7日 11:30