『鬼平犯科帳』に登場する、長谷川平蔵が足繁く通った軍鶏鍋屋をオマージュ。主人の下田豪馬さん(34歳)は名門・目黒高校ラグビー部OB。焼き鳥屋修業を経て開店3年目になる。
日本3大地鶏の1つ「薩摩軍鶏」をぜいたくに使った「軍鶏のすき焼き」は、たっぷりのささがきゴボウ、焼き豆腐などと一緒に醤油ベースの鶏ガラスープで煮込んだ冬のイチ推しメニュー。濃厚な軍鶏の旨みと、甘みのある割り下がよくなじみ、体が芯から温まる。
大ぶりの「焼き鳥」は備長炭を使った塩焼きで、芋焼酎との相性が抜群。「薩摩軍鶏の親子丼」は、流れ出しそうな半熟のトロトロ卵と軍鶏特有の歯応えが絶妙。出汁はご飯のひと粒ひと粒にまで絡まり、食べ出したら止まらない。
「味はもちろんのこと、赤坂の繁華街にあるのに格安なのもうれしい。同僚や取引先と月に1~2回は通います」と松本さん。
宮崎地鶏コースと炭火七輪焼き10品に飲み放題を付けた5000円の組み合わせが人気だ。
推薦者
松本竹志さん(43歳)
プラス ファニチャーカンパニー クリエイティブセンター長
やきとり 軍鶏鍋 五鉄(ごてつ)
東京都港区赤坂3-6-17
TEL03-3583-5733
営業時間:18:00~深夜0:00(LO)/土曜17:00~22:00(LO) 日曜・祝日休 26席
お品書き●軍鶏のすき焼き(2人前より)/2500円●焼き鳥(1本)/200円~●焼き鳥コース/2500円●薩摩軍鶏の親子丼/1200円●焼酎(グラス)/630円~●日本酒(正1合)/735円~
(店舗情報は2008年2月時点のものです)