月曜日(12日)発売の「週刊ダイヤモンド」の特集は、「ツイッターマーケティング入門」です。その中で、「どっとこむいばらき」と「週刊ダイヤモンド」編集部はコラボ企画を実施。ツイッターを商売に活かす実験を行いました。その成果をダイヤモンド・オンライン上で特別公開します!

 「ツイッターはどのように使ったら商売に役立つのだろうか」――。

 水戸市を拠点とするネットショップ事業者の会、「どっとこむいばらき」(以下どっとこむ)のメンバーはツイッターの活用方法に悩んでいた。

 たまたま縁あってその悩みを知った特集取材班は、どっとこむメンバーと酒を酌み交わしながら、ツイッターを絡めて仕事の成果を上げるにはどうすればいいかを話し合った。

 その過程で出てきたのが、各メンバーのフォロワーと週刊ダイヤモンドのフォロワーに対して、仕事上の課題や悩みを問いかけてみることだった。ツイッターが持つ「衆人の知恵を集める」機能に着目したのである。

 それまで、どっとこむメンバーがツイッターについて取り組んでいたのは、とにかくフォロワーを増やすこと。自分の業種に関係するキーワードをつぶやいた人をフォローし、またフォローし返されることを繰り返す、ひたすら数を追う戦略だった。

 また、つぶやく内容は「1割仕事、9割プライベート」。仕事に使えそうだとは思いながらも、つぶやく内容やテーマ、つぶやく頻度は定まらず、どうしていいのかわからない暗中模索状態だった。

 ツイッターの魅力は、フォロワーに向けての告知力や顧客を掘り起こす営業力もさることながら、見知らぬ同士がつながり、共にコラボレーションできるところにある。編集部とどっとこむ、そしてそれぞれのフォロワーを巻き込んでコラボレーションの場をつくってしまう――。なんとも行き当たりばったりではあるが、6月21日、「急募!みんなの叡智!」というサイトを立ち上げ、ツイッターでどっとこむメンバーたちの悩みを掲載。その答えを募集し始めたのである。こうして何が起こるわからない一抹の不安を抱えながら企画がスタートしたのである。

 今回の企画に参加してくれたのは業種はさまざまな5人。店主それぞれが抱える仕事の悩みを5つ、設定してもらった(詳細はこちら)。5人にとっても、仕事に関することをツイッター上で問いかけるのは初めての経験だった。結果は私たちが予想した以上だった。