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【精神科医が教える】信用できる人、信用できない人の決定的な違いPhoto: Adobe Stock

自分の頭で考えない人

他人の言うことを鵜呑みにして、自分の頭で考えない人はあまり信用できません。

これはどういうことかというと、何かを判断する際に自分で考えることをせず、責任を回避するかのように他人の意見に従ってしまう人がいる、ということです。

自分で考えて判断すること、いわゆる「自分軸」を持つことは、とても大切だと常々伝えてきました。しかし、どうしてもそれが苦手な人がいるのです。

他人の言葉に依存してしまう

そうした人は自分の頭で考えることを避け、判断すること自体に苦痛を感じることが多いです。他人に従うことで、無意識に自分の心の平和を保とうとします。

あたかも、なにかの信者のように疑いもせず、他人の言葉に依存してしまう傾向が強いのです。そういった人たちには、注意が必要です。

もし「あなたの言うことはすべて信じます」というような熱烈な姿勢で、強い共感を抱かれたとしても、その人が自分で考えないタイプだとわかれば、注意が必要です。

自分で判断する過程を経る

なぜなら、自分の頭で考えない人は、いつか突然意見を変え、急に敵対する可能性があるからです。物事に対する理解が浅く、簡単に方向転換してしまう傾向が強いのです。

一方、自分で考える人は、他人の意見を受けたときに、「なるほど、この人はこう考えているんだ。じゃあ、私はどうしようか」と自分軸で考える余裕があります。

つまり、しっかりと自分で判断する過程を経てから、行動に移そうとします。自分で納得して行動するからこそ、信頼に値します。