65歳で人生を変えた農家
大切なのは、どんな技術(ソフト)を使うかより、どう情報を発信するかです。
風来では、ネットを販売ツールとして活用していますが、情報発信ツールとして重きを置いています。またそれに特化した農家も増えています。
風来の隣町で定年退職を機に起農された方がいます。
その方は、後述する「JIMDO」 というサービスを使い、65歳のときにHPを開設。
HPにはショップ機能はないのですが、毎日「今日はこんな野菜が穫れています」「この野菜はここが他と違います」など情報を更新。
そんなこだわりを掲載することで、地域のイタリアンレストランなどのシェフたちが、直接その人の畑に押し寄せるようになりました。
そして、シェフからのリクエストを聞き、求められる野菜を育てています。
現在は野菜が足りなくなり、大型直売所に置くのをやめ、すべて直売です。
年配の方でも、ネットで情報発信する時代だと実感しました(農家の場合、年配の方のほうが信用度が高かったりもします)。
毎日ブログを更新せよ
そんなバーチャルなネットの世界で、信用を得るためにはどうするか。
私がそのために心がけているのが、毎日ブログの日記を更新することです。
本日まで足かけ15年以上、毎日書き続けていますが、このこと自体が信用につながり、また誰にもマネできない「絶対差」にもなってきます。
そして、気をつけているのが、目的に応じた手段の使い分けです。
ホームページ(HP)はフォーマルな場、日々書く日記(ブログ)はセミフォーマル、フェイスブックなどのSNSは普段着の感じで、と使い分けています。
パソコンも農機具!そう思えると、農家にとって強い・強い武器になってくれます。