「今までいろいろメールしてきました。
既読スルーの人は嫌いです。
ありがとう、さようなら」

 前にメールをやりとりしてからすでに1年音信不通です。外は激しく雪が降りしきっています。羽田空港の待合席で4時間、Mさんはメールを送るかどうか悩みました。そして、遅延していたタイ行きの航空機の出発のアナウンスが流れるなか、泣きながら震える人差し指で送信ボタンをポチリ。

 すると、3分後に「どうしたの?」と彼から返信が!

 Mさんからの「どうすれば!?」とのメールに、私は「1週間タイ旅行している間は放置しておきなさい」と指示しました。ここまで彼女を悩ませた彼に、同じ思いを味わって反省してほしかったのと、彼女の存在をどうとらえているか整理してほしかったのです。

 そして1週間後。帰国したMさんから、メールではなく電話で彼へ連絡を入れてもらいました。その結果、プロポーズを受け1ヵ月後にはゴールインしたのでした。

のらりくらりとつき合っていても前に進まない場合、このようなメールで相手に真剣さを伝えるのは効果的です。でないと、ずるずるといつまでも都合のいい友だちから何も変わりません。「このままなら、もう終わってもいいかな」と思ったときは、ストレートに聞いてみましょう。男女共通で使えます。

 また、友だち以上恋人未満が続いているときは、

「これ以上、彼氏候補になれないなら、友だちのままでいい」

と言ってみてください。

相手の本音を傷つくことなく聞けますし、関係性が発展することもあります

ワンポイント・レッスン

相手との関係が発展しなくて、
どちらかはっきりしたいときは
「きっぱりお断りメール」で相手の気持ちを確認しよう。

次回予告

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