異性から断られることが極端に少なくなる新刊『モテるメール術』。さまざまな方の事例を通して、「何がダメだったのか」「何が変わってモテるようになったのか」のポイントがわかりやすように、ダイジェスト版でお送りいたします。
今回は、片想い中だったYさんが登場。片想いの相手とは、なんと友だちの彼氏。たった1つの取り扱い説明書(トリセツ)を知っていたことで、相手のことを知っての行動が彼のハートを射抜いてしまったのです!
トリセツを集めれば集めるほど、相手からの信頼は得られます。上手なトリセツの集め方も紹介します。

空気の読めない人でもたちまちモテる方法

相手の嗜好を知れば知るほど好かれるように

相手に好きになってもらうには、相手のことをよく知っていることをアピールする必要があります「好きなものは?」「どんなときに喜ぶのか?」「苦手なことは?」、と覚えた数だけ、相手からの信頼を得られます。経験上、友だちで30個、恋人で最低100個、結婚するなら300個以上、相手の取扱説明書(トリセツ)を覚えていくとうまくいきます!

 一般的に、大手企業がどうしてクレーム処理がうまいかというと、客のデータを多く持ち、マニュアル化できているからです。新たな問題が発生した場合でも、それまで培ったデータから的確な対応を引き出すことができるのが強みなのです。

 恋愛でも同じことが言えます。相手のトリセツを多く把握できていれば、相手が好むことをやってあげられるし、嫌がることを避けることができます。逆に、トリセツの重要性がわかっていないと、100年の恋も冷めてしまうことに。

 オリジナルの情報を加えると効果的な話はすでにしていますが、トリセツを集めたからこそ、逆転ホームランを打った例を紹介します。

 私の友だちYさんは、10年間つき合った彼女がいる彼を好きになっちゃいました。彼はポテトを食べるときにケチャップをつける人だったのに、「10年間の彼女」は自分がケチャップを使わないので、居酒屋で注文をするときでも「ケチャップ追加で」の一言が出ませんでした。

 ところが、その彼を狙っていたYさんは、気遣いを見せて2度目のデートでポテトにケチャップを頼みました。彼はその様子を見て、あっさりとYさんとつき合うことになったのです!10年の関係がたった一つのトリセツで覆されてしまうんです。