(4)利益を拡大しやすい
うねりチャートを利用した分割売買には、ひとつだけ大切な運用ルールがあります。
それは、その銘柄にとって、できれば下の図表のように、もっとも最下層となるボックス相場圏にあるチャートで、かつ、うねりの状態にある銘柄に限定して、株を購入するということです。
うねりが規則的な銘柄は、3ヵ月、6ヵ月、あるいは1年と、ボックス相場のステージを変えながら上下に移動していきます。
そうして、2年から3年かけて相場の山を描くと、同じように数年かけてブーメランのように元の位置まで戻ってきます。
うねりチャート投資では、なるべく最下層に近いステージにある銘柄を探しだして投資をします。そのほうが、売買を有利に展開できるからです。
ほぼ下げ切っているのだから、さらに株価が下がる可能性が低いと予想できるからです。
また当然、上昇に転じた際の上昇率も、他の銘柄より大きくなります