政府は、2019年元日に皇太子さまが新天皇に即位し、同日から元号を改める検討に入った

 というのは、ここまで話したように天皇や皇室は合理主義だけでは割り切れない。しかし、それを“言葉”として口に出して、議論しようとした瞬間、合理主義の世界に引きずり込まれてしまう。潜在意識の底にあるような神秘性を、開かれた場で合理的に語るのは難しいはずです。

 ここでは、憲法や皇室典範の改正が必要なのかどうかということを、言うつもりはありません。それよりも、あなたにとって、天皇とは何か、あるいは、ナショナリズムとは何かを、もういちど考えた方がいい。

 少なくとも、天皇や皇室は戦後民主主義で語るのではなく、近代150年のスパンで考えるべきものでしょうね。