「時間がない」という
言葉の罠に気づいていますか?
「もっと時間があればこの仕事が終わるのに…」
「もっと時間があれば十分な資料を提示できたのに…」
「もっと時間があれば上手くいったはずなのに…」
皆さんは、このように、「もっと時間があれば」と日々思いながら働いていませんか?また、上司から仕事を頼まれた時、「ちょっと時間がなくて」と仕事を断ることが続いていませんか?
もしもそうであれば、「時間がない」という言葉の罠に気づく必要があるかもしれません。その罠とは、「時間がない」=「セルフマネジメント能力がない」という評価を受けてしまうということです。
一流のリーダーは、「時間がない」という言い訳を決してしません。なぜなら「時間がない」というのは、自分の時間ややるべき仕事の管理ができていない、つまり「恥ずかしいこと」だと考えているからです。
ある時、補佐する役員(以下A氏)からこんなことを言われました。
A氏:「秘書は時間管理の達人であるからこそ、言ってはいけない言葉がある」
私:「それは何でしょうか?」
A氏:「『時間がないから』という言葉だ」
私:「でも、実質的な問題として、時間がとれないためにアポイントメントを入れることができないこともあるのですが…」