新年が明け、清々しい気持ちの人が多いことでしょう。職場に行き、新年のご挨拶をすませ自分の席に着く時、身がキリリと引き締まる感じがするものです。

 新年早々、一流のリーダーたちが秘書に真っ先に伝えることがあります。それは、どんなことでしょうか?

一流のリーダーが年始に伝える
「今年の目標」以外の大事なこと

一流のリーダーは年始から仕事の仕方が違います

 リーダーが伝えることとなると、「今年のミッション」「今年の戦略」「今年の売上目標」など、「業績」に関することだと推測される方が多いのではないでしょうか。

 もちろん、今年のミッションや戦略、目標などについて確認をする時間をもちますが、じつは、それらと同じように大切な「あること」について確認し合います。

 その「あること」とは、「休暇の予定」です。

 一流の人たちは、お正月休みの間に家族と話し合い、今年の夏休みはいつ、どこに行くかを決め、それを新年早々、秘書に報告するのです。

 一流の人たちは、しっかりと休みを取ります。

「休暇」の予定を入れることは、「仕事」のアポイントメントを取るのと同じように重要なイベント。ですから、「休暇」のアポイントメントも事前に入れておくわけです。

素敵なリーダーの口ぐせ
「アイデアは移動距離に比例する」

 なぜ一流の人たちは、それほどまで「休暇」を取ることを重要視するのでしょうか?

 なぜなら、「休暇」は、脳を休め、心に栄養を与え、クリエイティブな思考を活性化させる大事な時間だと知っているからです。

 仕事脳を休ませる。

 忙しい人こそ、必要なことです。

「休暇」は、活躍し続けるために、なくてはならないものなのです。そのため、休暇中、家でダラダラと過ごすなんてことはしません。多くの場合、遠くに移動し、非日常の景色を楽しみ、いつもとは異なる世界を味わい、様々なものを吸収して帰ってきます。