折りたたみ式のメーターナセル採用
サーキットではこのように必要最低限の情報のみ読み取れるように

 

 キャビンは前方に移動したうえに、ガラス面積が大きい。この理由について「超高速(720Sのメーカー発表最高速は時速341キロ)のスポーツカーを自信を持って走らせるためにはよりよい視界確保がマストだから」とブリッグ氏。

 ヘッドランプはLEDランプを使ってうえに、ユニットにはラジエターのための空気採り入れ孔が。凝ったディテールによって滑らかなボディスタイリングが実現している。

 もうひとつマクラーレンが強調するのが新搭載のバリアブル・ドリフトコントロール。モニター画面を使い、好みのドリフトアングルをドライバーが設定できるのだ。派手にやろうとか、軽く楽しもうとか。

バリアブル・ドリフトコントロールはドライビングモードが「トラック(サーキット)」と「スポーツ」で作動

「マクラーレンが大切にしているのは、よりよいドライビングエクスペリエンスの提供。レーシングカーではないので、乗って楽しい、と思ってもらうことが重要なのです」

 英国から発表会のために来日した本社でセールスを担当するピーター・セル氏は説明してくれた。「私だってやれるぐらいなので、みなさんもドリフトを楽しめますよ」とのことだ。

 フェラーリやランボルギーニとも違い、よりとんがった印象が強いマクラーレン。よりレーシングカーとの近似性が強調されたスタイリングは、もうひとつ別の次元の運転する楽しさを味わわせてくれることは請け合う。

最適な乗車位置など計算した結果、通常のドアでは開閉が出来ずディヘドラルドアを採用

 日本発売は2017年7月予定。スタンダードに加え、さまざまなオプション・パックが装備されたパフォーマンスとラグジュアリーという3グレード構成だ。価格は3338万3000円からとされている。