その後、2005年も平均点は若干上昇したのち、2008年のリーマンショック、2009年の民主党への政権交代をはさんで、2010年には平均値が低下している。この急降下の理由は気になるところだが、今回の論考ではそこには触れない。

 なお、男女別には、男が女を上回る年もあれば下回る年もあるという結果となっており、ほぼ男女の差はないといってもよかろう。

各国社会の自由度ではなく
各国民の人生態度をあらわす結果

 図2に調査対象である60ヵ国の平均点の結果を大陸別に示した。これを見れば、「人生が自由にならない」と考える程度について日本人が世界で最高であることは一目瞭然である。

◆図2 人生は自由になるか(2010年期60ヵ国)

日本人ほど人生が自由にならないと思っている国民はない©本川裕 ダイヤモンド社 禁無断転載  拡大画像表示