得たい結果を絞り込むことで、実現しやすくなる
井上 「別に自慢でも何でもないんですけど、そうやって、一つひとつ数値化していったものを、僕は日々追っていくっていうことを必ずやっています。そういうのが好きなんでしょうね」
堀江 「そう言われると、もちろんそうなんでしょうけど…。でも、それをやり切る、自分を甘やかさずに毎日実行できるというのは、やっぱりすごいですよ!」
井上 「いえいえ。でも、そうやって見える化して、日々やるべきことを実行していけば、ダイエットでも英語の習得でも、別に苦労はしないと思いますけど……」
堀江 「今聞いていて、すごい理にかなっているなと思ったんですけど、まず、ほとんどの人は、自分が欲しいものを明確にしてないんですよね」
井上 「そうなんですよね。まずは、そこが問題ですよね」
堀江 「ええ。あとは今おっしゃったように明確に数値化したり、指標を決めたりして、見える化して、かつ日々の行動に落とし込んでいるところです」
井上 「まあ、自分ではふつうだと思うんですけどね。だって、結果が大事ですから」
堀江 「それと、得たい結果がシンプルですよね。体重を8キロ減らして、体脂肪率12%するというように。でも、多くの人は得たい結果が明確でないので、何となく痩せたいなとか、できれば痩せて肌もキレイにしたいなとか、ついでにモテるようになりたいなとか、ボディラインも美しくしたいななど、あれやこれやいっぱいゴチャゴチャしてしまって結局、得たい結果があいまいになってしまうんですよね」
井上 「でも、それだと望む結果は得られないでしょ?」
堀江 「そうですよね。でも、井上さんみたいにそこを本質的に何が必要なのかって絞り込めるといいんでしょうね。やることがクリアになるから」
井上 「仮りに、金曜日に自分が思ったような数値が出なくてもいいんですよ。次の月曜日までには出るようにその分を補正すればよいのですから。ですから必ず週2回、金曜日と月曜日に自分を評価していくっていうのが、僕はポイントだと思います。評価期間が長くなると改善も難しくなりますから」
堀江 「そうですよね」