住宅ローンも教育費も
老後資金も恐るるに足らず!
どんな人生を送りたいかは、カップルによってさまざまだろう。折にふれて、ふたりで話し合うことをお勧めする。
よく言われる人生の三大支出は、「住宅資金」「教育資金」「老後資金」。
結婚してすぐは、それぞれいったいどのくらいの金額になるのか見当もつかず、不安になるかもしれない。
妻が妊娠したカップルからよく、「こどもが生まれたら、支出がどのくらい増えるのか、ちゃんと貯金できるのか、想像もつかなくて不安」という相談を受ける。
新聞や雑誌も、「こどもひとりに3000万円かかる」とか「老後資金は7000万円必要」とかセンセーショナルに書き立てるから不安はいや増す。
でも、そんな情報にまどわされないでほしい。
どの項目に、どのくらいお金をかけるか(かかるか、ではない)は、あなたたちふたりが自分たちの収入や働き方、人生観に応じて自主的に決めていくことだ。
もちろん、目的に応じて目安になる金額や上手な資金のつくり方、正しいローンの借り方がある。やってはいけないこともある。そのポイントを押さえて、無理のない資金プランをつくろう。そうすれば、住宅も教育も老後もちっとも怖くない。
何よりも大切なのは、ふたりの価値観をしっかりと持つ。これです!