おじぎは、「ありがとう」を言いきってから!
「ありがとうございました」というときにもコツがあります。
おじぎをしている間ずっと目をつぶり、そのまま顔を上げ終わるまで目をつぶった状態になっている人をお店でよく見かけます。
よいサービスを心がけている人ほどしてしまいがちですが、残念ながら、その気持ちは相手には伝わっていません。
本人にとっては、何気ない行動、もしくは本当は心を込めているからこそ目をつぶっているだけなのに、お客様の視点に立ってその様子を客観的に見てみると、軽く見られていると、感じさせてしまうことがあるのです。
「ありがとうございました」というセリフは、相手に"超"がつくほどの笑顔を見せたまま、絶対に頭を下げずに言いきってからおじぎするのがコツです。
「ありがとうございました」
というように、太字の部分では、下の歯は見せずに、しっかりと上の歯だけを奥歯のほうまで見せて、感謝を伝えるのです。
これだけで、ほかのお店では味わえない満足感をお客様に与えることができます。