謝罪の時のネクタイの色は、絶対に間違えてはいけない

2017.5.23 4:50

木暮　桂子

株式会社ディグニータ代表取締役。シンガポール航空にて、フライトアテンダントとしてシンガポールに駐在。在職時に high achiever of compliments（年間を通じてお客様からの感謝状の多かったクルーに対して授与）のTOP10として表彰される。その後帰国し、株式会社グロービスの創業期から現在のグロービス経営大学院（マネジメント・スクールおよび大学院）の立ち上げに関わり、東京校のステューデント・オフィスの責任者として戦略立案、マーケティング、営業全般に広く携わる。また、法人向け研修として非言語コミュニケーションスキルトレーニングの講座を開発、自ら講師を行う。その後、独立し、現在の株式会社ディグニータを設立。経営者、政治家をクライアントに持ち、外見力強化のコンサルティング、スピーチトレーニングを行う。また、戦略コンサルティングファーム、大手企業等のビジネスアピアランスコンサルティング、企業研修を手がける。これまで1000名以上の見た目を変え、外見力強化を実施、依頼が後を絶たない。ビジネスにおける最高の見た目を提案する内容が大人気で、「評価されることが増えた」「つきあう人が変わった」「昇進した」などの声多数。

ビジネスという勝負の場は一瞬、しかも服で決まる

初対面の人に会ったとき、あなたは外見から何となくその人を判断しませんか？「年齢はどのくらいか、どんな仕事なのか、頭は良さそうか、清潔なのか、どんな育ちなのか……」。実は、人間は相手からの自己紹介よりも、「自分が感じ取った全体の印象を信用する」ことが分かっています。ビジネスでの服装は、ただの「おしゃれ」だけでなく、「まず自分の話を聞いてもらえるかどうか」に直結します。スーツはアイテムが少ないので、覚えるべきことは実はそんなにありません。5月25日に発売される『ビジネスという勝負の場は一瞬、しかも服で決まる』から、どんな場合でもビシッとスーツが着られるようになるルールについてお知らせします。

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社内で意志を伝えたい場合のネクタイ

例えば、上司に新しい提案をする機会をもらった。
役員会で経営陣に自分の企画を提案することになった。
あるいは上司と半期に一度の面談がやってきた。
こんなときには、部下として、上司に伝えたいさまざまな種類のことがあるでしょう。
自分の情熱なのか、それとも悩みなのか。
ネクタイの力を借りて、伝え上手な部下になってみましょう。

まず、上司に新しい提案をしたり、大きなプロジェクトのための社内プレゼンなどの情熱を伝えたい場合。
このときの基本は、赤のネクタイがおすすめです。
ストライプにすると、若々しさ、アクティブさも強調できます。
また、上司と距離が違い面談などでは、ここまでではない赤×小さな柄もいいでしょう。
イエローのネクタイは、明るい人柄やチャレンジ精神を表します。
人柄ややる気を伝えるので、これも社内プレゼンにおすすめです。
また、一番右の紺やグリーンは、安心と落ち着きのイメージになります。社内の悩みや要望などを話すのにぴったりです。ぜひ状況に応じて使い分けてください。