6月21日(火)
~SFC→「これって仕事なんですか?」~

 朝起きて、昨日ムチで叩かれた部分が化膿していないとか心配になりましたが、意外と丈夫な肌に生んでくれた親に感謝です。

SFCキャンパス内道路

 本日は、友人が「面白い研究をしている人がいる」と紹介してくれた方に会うために、慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス、通称SFCまでお邪魔してきました。

 神奈川の書店営業を担当していたとき、SFCの生協を訪れたことがあるのですが、とにかく構内が広い。大学にバス停やタクシーの停留所があるほどで、オフィス街のキャンパスに通っていた私にとっては驚きの連続です。

 歩いている私の目の前を、荷台に学生を乗せた軽トラックが颯爽と横切ったときには、北海道の牧場にいるような気持ちなりました。『動物のお医者さん』をもう一度読み返したいと思います。

 お話しさせていただいた方の研究詳細は明かすことができませんが、これまでは関心をもたれていなかった領域で、大成したら様々な分野にも応用できるのではと可能性を感じます。

 1時間程度の時間をいただきましたが、別れ際に「これって仕事なんですか?」と真顔で質問されたことが記憶に残ります。個人的には仕事という意識で動いていたのですが、確かに、いますぐ何かをするということではありませんし、どちらかといえば私の個人的な関心に近いかもしれません。

 ダイヤモンド社に入社が決まっていた大学4年生のとき、当時は編集長で現在の編集局長であるI泉から「好きなだけ会社を利用して、誰とでも会いたい人に会ってくれば良い」と言われたことをふと思い出します。

 こんなことを書いても、十中八九、本人はこの発言を覚えていないと思います。なぜなら、その日も相変わらず酔っぱらっておりましたので。

 まだ編集部に異動して1ヵ月ほどですが、自分がそれまで関心を持っていなかった分野であっても、その道に真剣な方と話すと思いがけない発見があるなぁと感じる機会は少なくありません。

 他の仕事では絶対にできない時間の使い方ができるという意味でも、この仕事の面白さと不思議さを感じる1日となりました。

 ちなみに先ほどの質問には、「いやいや、趣味です」と胸を張って答えておきました。

6月22日(水)
たいした注文もせず長居して、本当に申し訳ありません

 本日は、おとといの会議で再提出となった企画の改善と、現在打ち合わせを行っている件について整理する1日にしました。

 編集部に異動して、退社する時間そのものは数段早くなりましたが、外や自宅で作業する時間が圧倒的に増えたように思います。

 とはいっても、自宅では全く仕事に集中できないため、オフィス『エクセルシオール』にこもっていることがほとんど。編集部でそんな話をしていたら、みな自宅近くで憩いの場所を見つけているようです。

 編集部員がお邪魔しているお店のみなさまには「たいした注文もせず長居して、本当に申し訳ありません」とダイヤモンド社を代表して謝罪申し上げます。

 外で仕事をすることが好きな方は『「どこでもオフィス」仕事術』を是非。