6月23日(木)
~潜入→怪訝~
本日は、午後から東京大学の本郷キャンパスで行われていた授業に、勝手ながらお邪魔させていただきました。
大きな教室での講義を想像していたのですが、予想以上に少人数収納の教室だったため、これが研究会の生徒のために開催した講義だと気がついたのは説明が始まってから。
大変幅広い年齢の方がいらっしゃったため、すっかり溶け込んでいるなと勝手に思い込んでおりましたが、前に座っている女性から出席表のようなものが回覧されたときには、自分がアウェーにいるという事実を痛感しました。
「あっ私は大丈夫ですので」と伝えたときの怪訝そうな顔は当然です。不思議な想いをさせてしまい、申し訳ありません。でも、もし別の教室でお会いした時は、満面の笑顔で迎えてください。
講義自体は大変面白いもので、機会があればもう少しお話を聞かせていただこうかなとも思っています。
大学時代はあれほど退屈だった講義が、自発的に参加するとこれほど面白いものかとあらためて感じました。もしかしたら、強烈な催眠術をかけてきたあの先生の授業であっても、いま参加すると色々な発見があるのかもしれません。
そんなことも考えながら講義の終了を迎えましたが、「懇親会に参加される方は10分後に~」というアナウンスが始まったことで我に返り、教室の外に飛び出していたことは言うまでもありません。
6月24日(金)
~バーゼル3→白状~
本日は、一橋大学で開催された野村HD氏家純一会長の講演会「金融規制の強化とその影響」に参加してきました。こちらは、れっきとした外部参加者歓迎の講演会です。
これだけ書いて「金融問題に精通する優秀なやつ」と思われたいところですが、実はまったく反対の状況。あまりに無知だということを思い知ったため「これはいかん」と勉強するチャンスを探っていた次第です。
インターネットで検索していたら、たまたま今回の講演会を発見しました。それも無料の講演会を。
結論から申し上げれば、講演内容の半分以上はしっかりと理解できず。大学では経済系の学部に所属していたはずなのですが。ここでも学生時代の不勉強を痛感する機会になりました。
とりあえず「バーゼル3」という単語だけは脳みそにやきつけておきたいと思います。
この日の夜は、営業部時代に仲良くなった出版社の友人と飲みに。営業を離れてからはなかなか会うチャンスがなかったため、とても楽しい時間になりました。
営業担当者の話を聞いていると、あらためて1冊の本を手に取ってもらうことの難しさを感じます。と、まじめなコメントを残しつつ、8割はくだらない話をしながら夜が更けていったことを白状します。