雑然とした環境では
仕事の効率も一気にダウン

 もうひとりが直属の上司だったDさん。部署が契約書を扱う管理部門なので、書類の数もかなりのものだ。年末に大掃除をしたのだが、あるキャビネットだけが全く片付かない。そこはDさんが占領しているエリアだ。日頃から「あのキャビネットが空けば、よく使う書類が保管できて効率がいいのに…」と思っていたので「このキャビネットの書類、ずいぶん古い文書なので、処分してもいいですか?」と聞いてみた。

 するとDさんは「ダメダメ!いつか見るかもしれないから」と血相を変えて飛んできた。いつか見るって…どう見てもほこりをかぶった文書はここ数年、使用されているとは思えなかった。日頃使う書類は結局遠くのキャビネットに入れるしかなく、仕事の効率が一気に下がったことは言うまでもない。

整理整頓ができていない男性は
すべてがルーズだと思われる

  先ほどのB子の話に戻るが、続けてこんな話もしていた。

「よく考えたら、Aさんって仕事の知識は豊富だけど、ルーズなところがあるんですよね。期日までに提出しなければいけない書類とか、よく人事に督促されているし。今回のことで妙に納得ですよ」。身のまわりがきちんと整理整頓できていない男性は、すべてにおいてルーズな人だと判断されてしまうし、実際にそういう人が多いようだ。総務の女子社員がオフィスの冷蔵庫を掃除していたときに、飲みかけのペットボトルを入れっぱなしにしていた男性社員を叱り飛ばしていたが、彼らはデスクまわりもひどいものだった。

 あなたの身のまわりはどうだろうか。「書類を積み上げていたほうが、仕事をしている雰囲気が出る」「自分がどこに何があるか把握していれば十分」と思っていないだろうか。中堅社員になれば、部下に仕事を依頼することもあるだろう。先ほどのB子のように書類を探しまわるのは、とても大きな時間のロスになるし、何より整頓できていないデスクはあまり気持ちのいいものではない。女子社員はスーツやネクタイだけでなく、身のまわりもきっちりチェックしていることを忘れてはいけない。