世論調査の結果に対する評価は
マスコミにより“色”がある
内閣支持率は、現内閣を「支持しますか」、「支持しませんか」と聞かれて「支持する」と答えた者の比率である。政治の動きを映し出すデータとして重視され、政権の浮沈を左右するほどにまでなっている。
最近でも、50~60%台と比較的高く、また安定した内閣支持率を得ていた安倍政権が、森本学園・加計学園への不当優遇疑惑や、防衛大臣の目に余る不適格な言動などによって内閣支持率が急降下。今年7月の内閣支持率が30%台、調査機関によっては20%台(毎日新聞)に急落、その後、8月の内閣改造でいくぶん持ち直したことなどが政治ニュースの焦点となった。