昨日の前編では証券会社を取り上げましたが、後編では銀行について見ていきましょう。
リスクは好まないが、
守りつつ増やしたい
主に銀行で投資を行うユーザーは、資産を守る運用スタイルが特徴です。元本保証型の商品を好む傾向が見られ、約4割が「低金利」を理由に運用を行っています。リスクはとりたくないものの、金利が低いならば単に預けておくよりも、少しでも利回りのいい商品で運用したいという姿勢がうかがえます。
銀行には、店舗を持ち、窓口に担当者がいる対面系の銀行と、オンラインの取引が中心となる新形態銀行があります。対面銀行には、全国に店舗がある全国系銀行、地域密着型の地方系銀行、財産の保全や資産運用などの信託業務を行う信託銀行に分けられます。