大和(やまと)の謙虚さ
「大地の二黒」の“美徳”

<<ベストQ2>>自慢や成功話は好きではないですか?

 もし、あなたが、自分の成功体験などをまわりに言い散らかしたり、人に些細な自慢話をしてしまっていたりするならば、「いますぐ」そのクセはやめましょう。

 職場でやってしまうと、部下が離れていく原因にもなりますし、家庭ならば、最悪、離婚の危機にもつながってしまいます。脅かすわけではありませんが、あくまで可能性は高まります。

『9code(ナインコード)占い』の原典である『易経』にこんな言葉があります。

「陰は美ありといえども、これを含んでもって王事に従い、あえて成さざるなり」

 これは、「地位のある立場に就いて、大きい仕事を成功させたとしても、それを隠して自分の功績とせず、自慢をしないようにしましょう」という意味合いを持ちます。この言葉が、まさに「大地の二黒」のための言葉と思っていいでしょう。

 大地の二黒人は、他の『9code』の人物と比較しても、強く安心感を持たれる人がとても多いのですが、なぜでしょうか?

 その答えは、謙虚で、いつでも自分の話を聞いてくれるからです。
 大地の二黒人は母性愛が強いので、まるで、子どもを見守る感覚で、何でも話を聞いてくれる人が多いのです。
 子どもも、母親はいつだって安心しますよね。大地の二黒人もそうなのです。

 人々に安心感を与える、日本人的な大和(やまと)の謙虚さ。それが、「大地の二黒」の美徳です。
 こうした謙虚さが、組織や家庭を円満にする「大地の二黒」の妙味なのです。