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外国語を覚えるようとすると、多くの人は文法からじっくり取り組んでしまう。しかし、あらゆる言語を扱う言語学者は、そのような勉強法を採用していない。受験生やビジネスパーソンにも役立つ、外国語習得の近道とは?※本稿は、研究者の大城道則、青木真兵、大山祐亮『古代文字を解読していたら、研究に取り憑かれた話』(ポプラ社)のうち、大山祐亮による執筆部分を抜粋・編集したものです。
文法は素早く終わらせて
単語は長期戦で覚えていく
語学というものは、いかにやる気があっても自分に負荷をかけすぎないのが原則だ。毎日あれもこれもとたくさんやるのはかえって継続の妨げになる。主要な勉強法を一通り試してみてから、一番楽だった方法を試すと良い。
語学には主に文法と単語という2つの要素があるが、文法はさっくりスピード重視でさらい、単語はじっくり長期戦で挑むというのがおすすめだ。
勉強は長期戦を前提に習慣化するのが一番大切である。というのも、人間は本質的に怠惰なので、「今○○を頑張っている」という意識になるような行動を毎日するのはとても苦しい。それをまず受け入れるところから始めなければいけない。
「頑張る」という意識になってしまうようなノルマは継続という観点から見ると過剰で、「頑張れる自分」を前提にした計画はいずれ破綻してしまう。
語学の勉強に関しては、「頑張らないで済む」ような計画を立てることが一番重要だ。ご飯を食べたら歯磨きをするように、勉強が生活の一部として溶け込むような習慣化が理想である。
いくら歯磨きが重要だからといって、「毎日歯磨きを頑張るぞ!」とは普通ならないだろう。







