努力して「〇〇」を
コツコツため込んでいますか?
<<ベストQ3>>好奇心が旺盛で、知識や情報をため込んでいますか?
「大地の二黒」は謙虚で控えめです。でもこれは、対人関係での話。自分の欲を表に出すことはしませんが、「お金や学習」への興味を持っているのが「大地の二黒」の気質です。
お金については、コツコツと毎月貯めていくタイプがとても多いです。
家計のやりくりも上手なお母さんは「大地の二黒」にたくさんいます。財産も少なからず作ってくれるので、頼もしい存在でしょう。
また、知識も豊富にため込みます。興味があることは、貪欲に学び、自分が理解できるレベルまで徹底的にやりきる気質もあります。
その吸収力はものすごく、難しいことでも、好きなことならどんどん知識として吸収していきます。検定試験などの合格率も、私の1万人の統計上、特に高いのが、大地の二黒人でした。
ある一定の分野のスペシャリストになって、その道を極めていこうとする人も多く、結果、「○○のプロ」などになる人もたくさん見てきました。
武田信玄や上杉謙信など、武将に多いのも「大地の二黒」です。
ストイックな武士道的な精神を好み、極めていく傾向にあるのです。
あのトム・クルーズも「大地の二黒」。彼は、『ラストサムライ』として侍を演じたこともありますから、この事実も、とても「大地の二黒」らしく、面白いですよね。
ただ、「ため込む」ことにも注意があります。お金や知識をため込むのはいいのですが、同時にストレスも多くため込んでしまいがちです。ストレスだけは、ため込んではいけません。しかし、人知れずため込むのが「大地の二黒」の特徴でもあります。注意しましょう。
いかがでしたか?
以上が「大地の二黒」の「強運への9の質問(ナインクエスチョン)」のうち、特に押さえてほしいベスト3です。
あなたはできていましたか?
本書には、「強運への9の質問(ナインクエスチョン)」すべてを詳しく解説しています。
6つで合格点。4つで及第点。3つ以下で落第点です。
同じ「大地の二黒」の同僚とも、この課題に対して努力しているかが、仕事のできる・できないはもちろん、人生の豊かさにも、大きな差が出てきます。
イメージすべき、「大地の二黒」の大きなテーマは、「谷のような心での無償の愛」です。
世のため、人のため。人の幸せは、私の幸せ。その精神さえ持てば、ずっと豊かな人生を歩めるのも「大地の二黒」です。
一つひとつでよいのです。実行できるよう、頑張ってみてくださいね。
信和義塾大學校創設者兼塾長、経営コンサルタント。早稲田大学商学部卒業。
ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院ブランディング実践講座エグゼグティブコースを修める。ハーバードビジネススクールでは経営学を学ぶ(いずれも短期集中型の経営者クラス)。1992年、地球サミットに国連認定ジャーナリストとして参加したことを契機に環境ジャーナリストとして活動。1997年の地球温暖化防止京都会議を機に、株式会社エコライフ研究所設立。環境ジャーナリストとしての取材・分析力と経営コンサルタントとしての提案力をベースに、800社以上を環境ビジネスに参入させ成果を挙げる。その傍ら、住宅、環境を軸にした本を多数出版(本書が30冊目)。講演依頼も多く、国内外で2000回以上の実績。2005年、教育研修会社の株式会社ゴクーを設立。1万人のサンプリングを体系化した『9code(ナインコード)』をもとに、信和義塾大學校で指導にあたるほか、企業や各種組織で『9code』を利用したコンサルティングや人材活用研修も多い。現在、信和義塾大學校は、世界6か国20都市以上にあり、塾生は700名超。