その時、無性に《誰か詳しい人に相談したいな》と思ったものだ。

 サプリメントは少額で、どれを買っても金額的に大差はない。それでもなお《ネットで調べれば調べるほど、何を買えばいいか分からなくなる》と感じた。

 これが車や住宅などの高額商品だったらどうだろう。

 ネットの情報やランキングなどで決められるはずもない。コミュニケーション能力が低くどんなに人見知りだったとしても、AIではなく生身の人間(専門家、プロ)の意見を聞きたくなるはずだ。そういった意味でも、営業マンはこれからも必要な存在であると考える。


 しかし、それには条件がある。

生き残る営業マン
淘汰される営業マン

 “ただ説明するだけの営業マン”は必要とされないということだ。誰それ構わずマニュアルトークを展開してくる人は、そう遠くないうちに淘汰されてしまうだろう。

 その理由は明白だ。一方的な説明ならば、それこそAIの方が適しているからだ。

 今後も必要とされるのはそういった営業マンではない。購入を迷っているお客様に対して「Aさんの場合、○○の商品が一番マッチしていますよ」とアドバイスできる人。
 このような“お客様の意志決定のサポート”ができる人こそが生き残っていく。

 では、意思決定のサポートができる営業マンとはどんな人だろうか。

 まず、扱っている商品について詳しくなくてはならない。自社だけでなく、他社商品についても精通している必要がある。そのための情報収集への努力は欠かさない。